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2013年春の桜開花予想の発表

2013-02-08 | 園芸

 日本気象協会は、桜(ソメイヨシノ)の開花予想(第1回)を発表した(2月7日)。
 これによると、桜(ソメイヨシノ)の開花は、九州から東海地方にかけては平年より早いか平年並み、関東から北海道にかけては平年並みとの事。
 桜の開花は、冬に低温の時期があり、春先にかけて気温が高いほど開花が早くなると言われる。
 ◆気温の長期予報(JWA)
       2月    3月        4月
 北日本 平年並  平年並か低い 平年並
 東日本 高い    平年並か低い 平年並
 西日本 高い    平年並か低い 平年並
 ◆各地の桜(ソメイヨシノ)の予想開花日の傾向(2013年2月7日発表)
                  予想開花傾向 予想開花日  平年開花日  昨年開花日
 九州地方 福岡県福岡市   早い     3月20日頃   3月23日    3月27日
 四国地方 高知県高知市   早い     3月18日頃   3月22日    3月21日
 中国地方 広島県広島市   早い     3月24日頃   3月27日    4月2日
 近畿地方 大阪府大阪市   早い     3月25日頃   3月28日    4月2日
 東海地方 愛知県名古屋市 平年並    3月24日頃   3月26日    3月30日
 関東甲信 東京都東京都心 平年並    3月25日頃   3月26日    3月31日
 北陸地方 新潟県新潟市   平年並    4月9日頃   4月9日     4月16日
 東北地方 宮城県仙台市   平年並    4月12日頃   4月11日    4月18日
 北海道  北海道札幌市   平年並    5月4日頃    5月3日     5月1日
   平年:1981年~2010年 累年平均値
   早い:平年よりも3日から6日早い
   かなり早い:平年よりも7日以上早い
   平年並:平年との差が2日以内
   遅い:平年よりも3日から6日遅い
   かなり遅い:平年よりも7日以上遅い
 ◆一般財団法人日本気象協会
      http://www.jwa.or.jp/

 

 いつもの散歩道のネズミモチの木にはまだ実が付いていが、近くのトウネズミモチの実は鳥に大部分食べられている。(写真は実を食べられる前、12月に撮影)
 ネズミモチとトウネズミモチは葉・花・実とも良く似ており、判別はチョット難しい。
 ◆ネズミモチとトウネズミモチ
        ネズミモチ    トウネズミモチ
 開花時期  6月頃        7月頃
 花の形   区別付き難いほどに同じ
 果実    楕円形       ほぼ球形
                   やや大きい
       やや疎ら      非常に多い
 葉     葉脈は不明瞭  葉脈が明瞭に見える
                  葉の先が細く尖っている
 トウネズミモチの果実はネズミモチに比べて非常に多く、枝が垂れ下がる程である。この種が鳥により運ばれ、野生化したものが多いとの事。このため在来の植生に影響を与えるとして、要注意外来植物に指定されている。防除方法は、植栽に利用しない、実生・稚樹の抜き取り、伐採など。

Tounezumimoti302081  トウネズミモチ(唐鼠黐)
モクセイ科イボタノキ属
常緑高木
中国中南部原産、明治初期に渡来
樹高は15m~20mになる
開花時期は6月~7月
枝先に沢山の白い花を付ける
花は径数mmで長さ3~4mm
実は径1cm位のほぼ球形で、10月~12月に紫黒色に熟す
実の表面に白い粉を帯びる
名(トウネズミモチ)の由来は、文字通り中国から来たネズミモチから


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