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英科学誌ネイチャーの「今年の10人」に、高橋政代さんが選ばれた

2014-12-19 | 本と雑誌
 英科学誌ネイチャーは、科学で重要な役割を果たした「今年の10人」を12月18日付の最新号で発表した。その1人に、iPS細胞を使った世界初の移植手術を手がけた理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーが選ばれた。
 高橋さんは、目の難病「滲出(しんしゅつ)型加齢黄斑変性」の70代女性の患者の皮膚のiPS細胞から網膜細胞を作り、9月に女性の目に移植した。経過は順調で、安全性や病気の進行を防ぐ効果があるかを調べている。
 他に、世界初の彗星着陸に成功した欧州宇宙機関の探査機ロゼッタの飛行責任者や、西アフリカで猛威を振るうエボラウイルスの遺伝子解析をした研究者らが選ばれた。
 ◆加齢黄斑変性
 加齢(年齢を重ねる)で様々な病気が出てくる。
 加齢黄斑変性は網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、見えにくくなる病気である。
 欧米では成人の失明原因の第1位で珍しくない病気だが、日本では失明原因の第4位である。最近の高齢化と生活の欧米化により増加傾向にあり、50歳以上の人の約1%に見られる。
 少し前まで治療法がなかったが、最近いくつかの治療法が新たに開発され、視力の維持や改善が得られるようになった。

 朝から晴れ上がった良い天気。気温は低く、風もあるから寒さが身に染む。陽が出たから路面の雪は融けたが日陰では雪が融けてない。
 歯医者さんにいつものメンテナスに出かけた。待合室の入り口に鉢植えのシクラメンがあり、スポットライトを浴びていた・・珍しく、そして、とても綺麗なのでカメラにおさめる。気にする方は、病院見舞いでの鉢植えのシクラメンを嫌う。語呂合わせなのだが、鉢植えは根付く→寝付く、シクラメンは死・苦・・の様だ。
 別名には「篝火花」「豚の饅頭」がある。篝火花(かがりびばな)は花の姿形が篝火に似ているから。豚の饅頭(ぶたのまんじゅう)は、英名Sow breadからで、シクラメンの原産地であるトルコなどでは野生の豚がシクラメンの球根を食べたからと言う。
 シクラメン
 別名:篝火花(かがりびばな)、豚の饅頭(ぶたのまんじゅう)
 サクラソウ科シクラメン属
 多年草
 開花時期は10月~翌4月
 明治時代に伝わったが、普及したのは戦後
 品種改良によって多色の花色、フリンジ咲き・八重咲きなどの花姿がある
 鉢花として日本で最も生産量(2千万~3千万鉢)が多く、鉢花の代表格