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空気と同等の屈折率素材が開発される

2014-12-28 | ニュース
 京都大学の早瀬元・研究員と野々村和也・修士課程は、空気と同等の光の屈折率の極めて透明な素材を開発した。
 水酸化アルミニウムの化合物でできた直径2~4n(n:ナノメートル、10億分の1メートル)の極細の繊維が綿のように絡み合った構造をしている。極細繊維の隙間が大きく密度が極めて低いため光が曲がらず、透明で空気とほぼ同じ屈折率になる。素材の上に模型やおもちゃなどを置くと空中に浮いているように見える。
 レーザーが当たってもほぼ真っすぐに進むため、光通信用の素子などに使えると言う。
 ◆水酸化アルミニウム
 無機化合物。酸やアルカリに溶け、水、アルコールに不溶。
 主に医薬品や吸着剤などに使用される。
 組成式:AlH3O3
 式量 :78.00 g/mol
 密度 :2.42 g/cm3 (固体)、融点 300 ℃
 ◆屈折率
 屈折率 n は、真空中の光速度 c を媒質中の光速度 v 割った値である。
 同じ物質(媒質)でも屈折率は波長によって異なる。このため、特に断りがない時は、光学材料の屈折率は波長589.3 nmの光(ナトリウムのD線)について示すのが慣習である。
 物質の屈折率
 空気:1.000292 (0℃、1気圧)
 水 :1.3334   (20℃)
 氷 :1.309   ( 0℃)
 水晶:1.5443   (18℃)
 光学ガラス:1.43~2.14
 ダイヤモンド:2.417

 もう年末だからお正月用の買い物に出かけた(荷物運びだけど)。お花屋さんでは、シクラメンやポインセチアの鉢物やお正月用のお花などがある。その中に、キンギョソウの切り花があった。・・で思い出した、11月に時期外れで咲いていた1本のキンギョソウ。頑張ってた。
 キンギョソウには鑑賞用と食べられる花(食用花:エディブルフラワー)があるが、たぶん観賞用。冷たい風が来ない陽当たりが良い場所なので咲いたんだろう。
 名(キンギョソウ:金魚草)の由来は、花が金魚のおちょぼ口に似ている、波打つような花びらが金魚の尾びれに似ている、からと言う。因みに、日本一の金魚・文鳥の産地である愛知県弥富市の市花となっている。
 (お花は、11月初めに撮影)
 キンギョソウ(金魚草 )
 別名:スナップドラゴン(Snapdragon)
    アンテリナム(Antirrhium)
 ゴマノハグサ科キンギョソウ属
 多年草(園芸では一年草と扱う)
 一般には秋蒔きだが寒冷地では春蒔き
 花期は5月~6月(秋蒔き)、8月~9月(春蒔き)
 金魚の様な花が穂状に咲く、花径は3cm~6cm
 花色は赤・桃・白・橙・黄など