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30年以内に震度6弱以上が起こる確率上昇、地震調査委員会発表

2014-12-20 | ニュース
 政府の地震調査委員会は、今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を示した2014年版の「全国地震動予測地図」を公表した(12月19日)。予測地図は調査委が2005年から公表している。
 ◆震度階級
 気象庁の震度階級は、震度0・1・2・3・4・5弱・5強・6弱・6強・7 の10階級
  震度階級6弱は、耐震性の低い木造の住宅などは倒れるものもある。
   人の体感・行動:立っていることが困難になる
   屋内の状況:固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。ドアが開かなくなることがある
   屋外の状況:壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある
 関東周辺で地震を起こすプレートの複雑な構造も考慮され、太平洋プレートやフィリピン海プレートなどが複雑に入り込んでいる地域で確率が上昇した。調査委の本蔵義守委員長は「過去の事例のみに基づいたものは不完全であるが、今回はより現実的な想定に基づき確率を出した」と言う。
 ◆地震ハザードステーション
  (独立行政法人 防災科学技術研究所)
 http://www.j-shis.bosai.go.jp/
 30年以内に震度6弱以上の地震が発生する確率(2014年)
   (50%以上を抜粋)
 都道府県庁所在地  確率(%)
 水戸        70.2
 さいたま      50.9
 千葉        72.6
 横浜        78.1
 静岡        66.2
 津         62.2
 和歌山       59.5
 徳島        68.9
 高松        59.3
 高知        70.1
 大分        54.3

 朝から曇り。日陰にはまだ雪が残っており、寒い。
 散歩で見た寂しい景色。枯れ木に採られずに残っているイチジクの実だ。実と言ったが、壺の形をした果嚢(かのう)である。イチジク(イチジクの仲間も)は、若いものの中で花が咲いて外からは花は見えずに実となる。このため、イチジクを漢語では”無花果”の字をあてた。
 日本語名の”イチジク”は中国語の「映日果」での音読”エイジツカ”の転訛とする説、1ヶ月で熟す(一熟:いちじゅく)からの説があるが、よく分からない。
 イチジク(無花果、映日果)
 別名:伝来時に、蓬莱柿(ほうらいし)、南蛮柿(なんばんがき)、唐柿(とうがき)
 クワ科イチジク属
 落葉高木、(樹、その果実も言う)
 原産地はアラビア南部。不老長寿の果物とも呼ばれる
 栽培は6千年前からと言われ、旧約聖書にも登場する果物
 インドから8~9世紀ごろに中国へ、中国から日本に17世紀に渡来した
 渡来したのは葉の切れ込みが浅い品種。明治以降のは葉の切れ込みの深い品種で、これを洋種として区別する
 雌雄異株だが、日本で栽培されているのは雌株のみ。受粉しなくても果嚢が熟す単為結実(たんいけつじつ)の品種である。
 実が熟すのは8月~9月頃