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パパイヤの種やキャベツに大腸がん抑える成分が

2014-12-22 | 食・レシピ
 パパイヤの種などに含まれる食品成分に、大腸がんの増殖を抑えるタンパク質の働きを高める機能があることを岡山大と鹿児島大のチームが突き止めた(12月18日発表)。
  大腸がんの増殖は大腸の細胞にタンパク質が過剰に蓄積することで、細胞を増殖させる遺伝子の働きが活発化する。チームは、大腸がんの増殖を抑制する中心的な役割を担うタンパク質に注目。パパイヤの種・キャベツ・クレソンに含まれる食品成分「ベンジルイソチオシアネート」を人の大腸がん細胞に加えると、がん抑制タンパク質が、がんを増やす過剰蓄積したタンパク質に結合し、がん増殖遺伝子の働きを邪魔した。その結果、がんの増殖も抑えられた。
 岡山大の中村宜督(よしまさ)教授は、「自然界の成分から安全性の高い抗がん剤を開発できる可能性がある。作用は弱いかもしれないが、安心して使用できる薬になることが期待できる」と話す。
 ◆ベンジルイソチオシアネート(英:benzyl isothiocyanate)
 ペルーの高地地帯で栽培されているアブラナ科の根菜類、マカ(maca)の有効成分の辛味成分
 マカはハツカダイコンに似た形、根は丸みをおびた円錐形。色は白・黄色や濃い紫色、ピンクなど。
 食用にされるのは根と胚軸。古来よりアンデスに住む人々の天然のスタミナ食として珍重されてきた。

 今日(12月22日)は冬至で、1年で一番昼間の短い日。今年(2014年)の冬至は新月と重なる年で、19年に1度しか訪れない”朔旦冬至(さくたんとうじ)”。冬至は太陽が復活する日、新月は月の復活の日、これが重なる朔旦冬至は、非常におめでたい日だとされる。古来の朝廷では盛大な祝宴を催したと言われる。
 今日の天気は雲が多いが概ね晴れ、時々曇り空で小雪がチラつく。
 散歩で見かけた歩道脇のヒメツルソバ、今日見たら萎れて枯れてた。先の寒波と雪にやられたんだな。雑草として、ゴミとして片づけられてしまう。
 雪が降る前には小さなピンク花が集合して金平糖の様になっていた。とても綺麗で可愛い。(写真は12月始めに撮った)
 ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)
 別名:寒虎杖(かんいたどり)、ポリゴナム(学名:Polygonum capitatum)
 タデ科イヌダテ属
 ヒマラヤ原産、明治時代にロックガーデン用に導入された
 常緑多年草(寒い冬は枯れる)、匍匐性
 種子・株分け・挿し木で殖える
 開花時期は7月~11月
 小球形に小さな花が纏まっている、花色は薄紅、花径は1cm~1.5cm
 葉にはタデ科特有の暗紫色のV字模様がある