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ヒサカキ(姫榊)の雄花と雌花

2016-04-10 | 園芸
 今日の天気は晴れ。昨日より風が穏やか、最高気温は大分低く13℃位かな。
 背が高い木で、塀から道に少し飛び出た枝に、枝の下側にぶら下がるように、小さな花がビッシリと付いている。ヒサカキの花だ。”ヒサカキ”は雌雄異株とされており、お見せするのは、雄花と雌花。雄花はオシベだけがあり、雌花はメシベだけがある・・当たり前かな。実は雌花の木に付く。因みに、雄花・雌花だけを付ける雄株・雌株だけでなく両性花の株もあると言う。
 名(ヒサカキ)の由来は、「榊に非ず」から「非さかき」説、サカキより小振りから「姫サカキ」説がある。
 ヒサカキ(姫榊)
 学名:Eurya japonica
 ツバキ科ヒサカキ属
 雌雄異株
 常緑小高木
 開花時期は3月~4月
 白い小さな花が葉腋(ようえき)に付ける
 5弁花で花径は数mm
 雄花は鐘形で、雌しべは退化して見えない
 雌花は杯形、雌しべのみで花柱は3裂してる
 果実も径数mm程で、秋に黒紫色に熟す
 サカキの代用として枝葉を神前に供える


 上:雄花、下:雌花