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老後に備えて移住の意向は2割

2016-04-29 | 社会・経済
 TVなどで、都市から地方への移住番組が良く放映されている。移住希望者がどの程度なのか調べてみた。
 内閣府の「国土形成計画の推進に関する世論調査」で、老後に備えて移住の意向があるか聞いたところ、「別の地域へ移住したい」6.8%、「どちらかといえば別の地域に移住したい」12.3%、合わせても19.1%だった(2015年10月17日まとめ)。調査は2015年8月20日~30日に全国の成人男女3000人を対象、回収率は58.6%だった。この調査結果から、移住したくない人は8割りとなる。
 住居希望は、
  現在の地域に住み続けたい:57.0%
  どちらかといえば現在の地域に住み続けたい:22.2%
   ・・今の居住地に住み続ける意向が多い
 大都市部での住居希望は、
  移住したい:9.7%
  どちらかといえば移住したい:15.2%
 移住の意向がある人に希望する移住先を聞くと
  地方都市部:55.2%
  農山漁村地域:20.3%
  大都市部:14.0%
  海外:9.6%
   年代別では移住希望者は20代が最も多く、20代の移住先は「地方都市部」:47.9%
 居住地を選ぶ上で重視する条件は、
  医療・介護の環境が整っている:65.1%
  商業施設があり買い物が便利:61.8%

 今日は「昭和の日」、日本の国民の祝日。昭和天皇の誕生日で、趣旨は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」。・・日本の昭和は「激動の日々」でした。
 昨日の雨は上がり、今日の天気は曇り~晴れ。
 塀に絡まって”カラスノエンドウ”が繁茂し、あたかも”カラスノエンドウ”塀の様だ。所々に花が咲いている。
 ”カラスノエンドウ”は雑草で、道端や野原などでごく普通に見られる。利用の歴史は古く、古代では栽培作物として利用されたと言う(考古学的資料より)。現代でも若芽・花の部分・豆果は食用になると言う・・食べたことはない。特に、先端の若芽と花の部分は天ぷらにするとマメ科特有の風味があり、美味しいとの評。
 名(カラスノエンドウ)の由来は、サヤ・種が烏(カラス)の様に黒く、野にあって豆(マメ)が実るからとの説がある。”カラスノエンドウ”は”ヤハズエンドウ”とも言われるが、植物学的な標準名は”ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)”に統一されている。”ヤハズエンドウ”の名は、葉の先が少しくぼんでおり、矢筈(やはず、弓矢の弦を受ける部分)形からの由来。因みに、似たもので、同属の”スズメノエンドウ(雀野豌豆)”がある。これは小さな花(白花)を咲かせることからの名付け。
 カラスノエンドウ(烏野豌豆)
 別名:矢筈豌豆(やはずえんどう)
 マメ科ソラマメ属
 丈は60cm~100cm(大きいのは150cm位)
 開花時期は2月~6月
 花色は紫紅色、まれに白色