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2016年本屋大賞に、「羊と鋼の森」宮下奈都(著)が選ばれる

2016-04-13 | 本と雑誌
 「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2016年本屋大賞」の発表会があった(4月12日)。
 第13回(2016年)本屋大賞に選ばれたのは、「羊と鋼の森」宮下奈都(49)(文芸春秋)であった。全国435書店552人による一次投票で候補10作が選ばれ、この中から大賞が選ばれた。本屋大賞は、書店員が”いちばん売りたい”本を選ぶ賞であり、100万部以上の売上になるとか・・。
 受賞作はピアノの調律師をめざす17歳の青年の成長物語。翻訳小説部門には、米作家ガブリエル・ゼヴィン著「書店主フィクリーのものがたり」(早川書房)が選ばれた。
 ◆2015年本屋大賞の受賞作
 大賞、宮下奈都「羊と鋼の森」(文芸春秋)
 2、住野よる「君の膵臓をたべたい」(双葉社)
 3、中脇初枝「世界の果てのこどもたち」(講談社)
 4、西川美和「永い言い訳」(文芸春秋)
 5、辻村深月「朝が来る」(文芸春秋)
 6、米澤穂信「王とサーカス」(東京創元社)
 7、深緑野分「戦場のコックたち」(東京創元社)
 8、東山彰良「流」(講談社)
 9、中村文則「教団X」(集英社)
 10、又吉直樹「火花」(文芸春秋)

 天気は晴れ。5月中旬の気温。
 駐車場前のお庭で、”モモ”の花が咲いている。大分葉も出てきたので、お花もお仕舞かな。
 ”モモ”には、果実を食用とする品種と、花を観賞する品種がある。花木として扱う品種は、”ハナモモ”と呼ばれ、この木は”ハナモモ”。”モモ”は縄文時代から栽培されており、江戸時代に”ハナモモ”の8品種の記述があり、この頃に改良が始まったとされる。現在の園芸品種の多くもこの時代のものが多いと言う。名(モモ)の由来には、果実(実)が赤いので「もえみ(燃実)」から転訛で「もも」となった説がある。
 モモ(桃)、ハナモモ(花桃)
 バラ科サクラ属
 落葉小高木
 原産地は中国、桃の字は中国から
 開花時期は3月~4月
 花は5弁花、栽培される園芸品種は八重咲きが多い
 花色は桃色・白色・紅色
 桃の木は万葉の頃から霊力のある木とされ、桃太郎(日本昔話)が有名