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動物の精子を常温で長期保存する技術を開発

2016-04-28 | 医学
 新聞記事から(2月22日)
 順天堂大学の多田昇弘准教授らは動物の精子を1年以上にわたって常温で長期保存する技術を開発した。
 長期保存には、液体窒素で凍結保存する、フリーズドライで乾燥する方法もある。これらの冷凍・冷蔵の管理が不要となれば、希少動物の精子を設備の故障で失うリスクが減る。この技術を、先ず実験動物で5年以内に実用化し、将来は希少動物に適用したい。
 精子の水分を糖の分子に置き換え、構造を保ったまま乾かす。糖(トレハロース)の分子が、精子の中の水分子と置き換わってガラスのような状態になる。カテキンの分子を混ぜて酸化を抑える。水に浸すと元に戻る。約500日間保存したマウスの精子の実験では、正常な子供が生まれた。

 朝から雨。時々強く降る。予報では、明日も雨。
 散歩道で”シロヤマブキ”の花が咲いているのを見つけた。花の横には黒い実がまだ残っている。”シロヤマブキ”は白花のヤマブキ”ではなく、前者はバラ科シロヤマブキ属であり後者はバラ科ヤマブキ属と属が異なる。”ヤマブキ(山吹)”はヤマブキ属の一属一種の落葉低木で、花色は黄色(山吹色)で5弁花。”シロヤマブキ”は4弁花。
 ”シロヤマブキ(白山吹)”の名は、花の様子がヤマブキ(山吹)似の白花から付けられた。因みに、実がなるのは”ヤマブキ”も”シロヤマブキ”も花が一重(ひとえ)だけ。
 シロヤマブキ(白山吹)
 バラ科シロヤマブキ属
 落葉低木
 開花時期は4月~5月
 花は花弁4枚(径3cm~5cm)で白色
 果実は痩果で、1花に光沢がある黒色の実が4個付く
 4個の実は熟すと黒色となる
 シロヤマブキの葉は対生で、ヤマブキは互生