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長崎・天草「潜伏キリシタン」、世界遺産に登録決定

2018-07-01 | アート・文化
 バーレーンの首都マナマで開催中の国連教育科学文化機関ユネスコ(U.N.E.S.C.O.:United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization )の第42回世界遺産委員会は、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本両県)の世界文化遺産への登録を決めた(6月30日)。江戸時代のキリスト教弾圧のなかで信仰を続けた希少な宗教文化が評価された。
 登録はユネスコの諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)が5月、ユネスコに勧告していた。世界遺産の国内での登録は6年連続で22件目となる。
 潜伏キリシタン関連遺産は12の資産で構成する。17世紀~19世紀にわたりひそかに信仰を守った歴史がテーマで、「始まり」「形成」「維持、拡大」「変容、終わり」の4期に区分される。
 ◆長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 の 構成資産
 始まり 1550年ザビエルが平戸で布教   1、原城址
     1614年キリスト教禁教令
     1637年島原の乱
 形成 潜伏キリシタンがひそかに進行   2、平戸の聖地と集落
    を維持するために、様々な形態   (春日集落と安満岳)
    で他の宗教と共生をはかる     3、同上(中江ノ島)
                     4、天草の崎津集落
                     5、外海の出津集落
                     6、外海の大野集落
 維持、拡大 離島などへの移住が始まる  7、黒島の集落
                     8、野崎島の集落跡
                     9、頭ケ島の集落
                     10、久賀島の集落
 変容、終わり 1865年大浦天主堂で    11、奈留島の江上集落
        潜伏キリシタンが    (江上天主堂とその周辺)
        信仰を告白(信徒発見)  12、大浦天主堂
 ◆日本の世界遺産リスト(日本ユネスコ協会連盟)
 国内では以下の17件の文化遺産と4件の自然遺産合計21件が登録されている
 1、知床  2、白神山地  3、平泉の文化遺産  4、日光の社寺
 5、小笠原諸島  6、白川郷・五箇山の合掌造り集落
 7、古都京都の文化財  8、古都奈良の文化財
 9、法隆寺地域の仏教建造物  10、紀伊山地の霊場と参詣道
 11、姫路城  12、原爆ドーム(広島の平和記念碑)  13、厳島神社
 14、石見銀山遺跡とその文化的景観  15、屋久島
 16、琉球王国のグスクおよび関連遺産群  17、富士山
 18、富岡製糸場  19、明治の産業革命遺産  20、国立西洋美術館
 21、宗像・沖ノ島  22、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産

 今日の天気は、晴れ。気温が高く、最高気温30℃位かな。
 紹介するお花は、旅行(伊豆下田)で見た、”ブーゲンビリア(Bougainvillea)”の花。駅前のロータリーに植えられている。熱帯植物なので東北では見ることがない。旅行は良いな、色々見ることができる。
 花の色は変化に富み、赤・白・ピンク・マゼンタ・紫・橙・黄のものもあるように見える。でも、この花びらに見える部分は、包葉(花を取り巻く葉)であり、包葉の中央にある小さな黄白色の部分は筒状の萼(がく)である。つまり、本当の花びらはない。・・オシロイバナ科の特徴。
 和名には、筏葛(いかだかずら)、九重葛(ここのえかずら)がある。
 ブーゲンビリア(Bougainvillea)
 別名:筏葛(いかだかずら)、九重葛(ここのえかずら)
 学名:Bougainvillea
 オシロイバナ科イカダカズラ属(ブーゲンビレア属)
 熱帯性低木
 原産地は中南米
 開花時期は、1年のうち11ヵ月と言う
 殖やす
 ブーゲンビレアは種をとることが難しい、挿木で繁殖させる