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超軽量・超小型の飛翔する無線昆虫型ロボットを開発

2018-07-12 | 科学・技術
 米ワシントン大学の研究チームは、ハエの形状に似た世界最軽量のワイヤレス給電型ドローン「Robofly:ロボフライ」を開発した(2018年5月)。「ロボフライ」は、ハエより少し大きく、その重さは190ミリグラム。
 この超小型ドローンは電線を要さず、ハエのように羽を上下に動かして自律飛行する。上部に装着されている小型の光電池に波長の狭い不可視光レーザーを照射して光を電力に変換し、小型回路が光電池から出力する7ボルトの電圧を飛行に必要な240ボルトにまで増幅させて、これを自律飛行のための動力源に活用する仕組みとなっている。
 また、この小型回路には「ロボフライ」の羽の動きを制御するマイクロコントローラー(MCU)も搭載され、ハエの脳が羽を動かす筋肉運動を指令するように、パルスを発することで“羽を激しく動かせ”とか“羽を動かすな”といった指令を出すことができる。
「ロボフライ」は、現時点では、離着陸のみ可能で、光電池がレーザーからの光を受けることができなくなると、電源が切れて着陸する。レーザーはロボフライの2.1m以内から照射しなければならない。
 研究チームは、今後、コントローラーやセンサーのさらなる改善に努めるとともに、小型バッテリーの活用や無線周波数信号からの給電など、「ロボフライ」の用途に応じて動力源を変更するアプローチも検討していく方針。

 天気は晴れ。
 公園の横の空き地で、”ボタンクサギ”の花が咲きだした。大分前から同じ場所で咲いている。何時もなら8月頃から咲く、今年は少し早いかな。
 花は、赤いアジサイやボタンのようである。名(ボタンクサギ:牡丹臭木)は、牡丹のような花を咲かせる臭木という意味である。臭木とは葉や茎が独特の異臭を発するからであるが、葉や茎を切ったり折ったりなど接触しない限り臭わない。
 花穂はボタンに似ており芳香があり、枝・葉には独特の臭気がある、と言う。
 ボタンクサギ(牡丹臭木)
 学名:Clerodendrum bungei
 別名:クレロデンドルム(学名から)
    ヒマラヤ臭木(ひまらやくさぎ)
    紅花臭木(べにばなくさぎ)
    玉臭木(たまくさぎ)
 クマツヅラ科クサギ属
 耐寒性の落葉低木、樹高は1m~2m
 原産地は中国南部
 開花時期は7月~8月
 花は小さなピンク色の五弁花を多数集合させた半球状(15cm~20cm)となって咲く
 花には芳香があるが、枝・葉には独特の臭気がある