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糖尿病患者が痛み止めを服用するとがんの発生率が低くなる

2018-07-05 | 医学
 奈良県立医科大学斎藤能彦教授らは国立循環器病研究センターなどと共同で、「糖尿病患者が痛み止めを服用するとがんの発生率が低くなる」という調査結果をまとめた。成果は米糖尿病学会誌に発表した。
 研究チームは2002年から、2000人を超える糖尿病患者について、痛み止めのアスピリンが心筋梗塞などを予防する効果を10年以上かけて追跡調査した。心筋梗塞の予防効果は確認できなかったが、大腸がんや胃がん、リンパ腫などの発症率を調べたところ、65歳未満の患者では追跡開始後12年目で、服用患者の11%ががんを発症したのに対し、服用しなかった患者は15%ががんになった。
 斎藤教授は「がんを引き起こす慢性炎症をアスピリンが抑えた可能性がある」と話す。ただ今回は予備的な結果で、追加の研究が必要になる。効果を確認するための臨床研究が進み、新たながんの予防法につながる可能性がある。

 今日の天気は曇。気温は高く、湿気も強い。散歩での熱中症が恐い・・。
 散歩で見た”キンシバイ”の花。旅行に出かける前に見つけた花だ・・だいぶ遅れた。
 ”ビヨウヤナギ”の花と良く似ている。名(キンシバイ:金糸梅)の由来は、花の特徴からで、花色は黄色(金)・沢山の雄しべ(金糸)・花の形が梅に似る、から。
 ○ビヨウヤナギ(未央柳)
 学名:Hypericum chinense
 別名:美女柳(びじょやなぎ)、美容柳(びようやなぎ)、金線海棠(きんせんかいどう)
 オトギリソウ科オトギリソウ属
 半落葉性低木
 中国原産、渡来は江戸の初め
 開花時期は6月~7月
 ○キンシバイ(金糸梅)
 学名:Hypericum patulum
 オトギリソウ科オトギリソウ属
 半落葉性小低木
 中国原産、渡来は江戸の中頃
 開花時期は6月~7月