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2017年の訪日外国人観光客、初めての人は38.6%、2回目の人は61.4%

2018-07-11 | 旅行
 日本政府観光局(JNTO)は、2017年度に日本を訪れた外国人旅行者数が2977万人(前年度比19.9%増)と発表した(4月18日)。2017年暦年では、2869万人(前年比19.3%増)と過去最高を更新している。
 2017年に訪日した外国人観光客のうち、初めての訪日の人は38.6%、2回目の訪日の人は61.4%であった。
 訪日2回以上の外国人観光客は、「訪日リピーター」と呼ばれ、インバウンド市場で注目されている。訪日リピーターは訪日旅行時の旅行支出が増える傾向にあり、訪日回数が増えれば増えるほど、旅行中に使うお金の額は増加している。特に、10回以上日本を訪れている外国人観光客の場合、初めて日本を訪れた外国人観光客よりも旅行支出が20%~40%増加する。訪日リピーターを集客・誘致するメリットとして、消費単価が高いため、より多くのお金を観光地に落としてくれるという点が挙げられる。
 観光庁の調査によると、訪日外国人が訪日前に日本に期待していることの1位は、「日本食を食べること」。訪日外国人客の旅行支出の中で、飲食費は約20%を占めている。また、61.4%が訪日2回目以上のリピーターで、リピーターほど地方へ訪問する傾向があるという結果も出ている。スカイスキャナーのサイトで、海外個人客が予約した国内全空港の国際線席数を見ると、伸び率は3都府県(東京都・大阪府・愛知県)で40%、地方は80%だった。特に、宮崎県は4.5倍に増えたようだ。
 ◆2017年度の都道府県別の訪日客航空券予約席数
            (スカイスキャナーのサイトから)
 順位 都道府県 伸び率(%)
 1、  宮崎   355
 2、  鹿児島  213
 3、  静岡   201

 天気は曇。やっと災害豪雨が止んだけど、自然堤防の決壊で、またまた住宅浸水があるようだ。
 冬に咲く花は珍しい。その花は、春~夏にかけて実がなる。
 散歩道沿いのマンション玄関横の”セイヨウヒラギナンテン”。冬に花が咲いた(2月8日のブログで紹介)、開花期間は冬(11月~翌1月)で、冷たい気温のせいか遅れたようだ。
 花は噴水の様に枝先から長く総状花序を散形に出し、横~下向きの花穂に沢山の小さな黄色い花が咲く。枝の付け根から順次上へと咲く。実も花と同じく、横~下向きの枝に付いている。
 ”セイヨウヒイラギナンテン(西洋柊南天)”は”ヒイラギナンテン(柊南天)”と”オイワケヒイラギナンテン(追分柊南天:マホニア・ロマリフォリア)”の種間交雑種と言われる園芸種と言う。花の咲き方は”オイワケヒイラギナンテン”に似ている(冬に咲く、黄色の花、上向き花穂)。柊南天(ひいらぎなんてん)の花は3月~4月に咲き、西洋柊南天(せいようひいらぎなんてん)の花は11月~翌1月に咲くので冬咲きの柊南天と言われる。
 セイヨウヒイラギナンテン(西洋柊南天)
 学名:Mahonia x media Charity
 別名:マホニア・メディア・チャリティー(学名から)
 メギ科ヒイラギナンテン属
 常緑広葉低木
 開花時期は11月~翌1月
 花穂は噴水の様に上向き、花は芳香があり径数mm、花色は黄色
 果実は楕円形で青色~青紫色