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表示部を巻き取れる有機ELディスプレー、シャープとNHK共同で開発

2019-12-02 | 科学・技術
 シャープは、表示部を巻き取れる有機ELディスプレーをNHKと共同で開発したと発表した(11月8日)。
 30型で高精細な4K映像を表示できるディスプレーを開発した。赤・緑・青の各色に発光する素子を使った巻き取れる有機ELディスプレーとしては、世界最大との事。信号処理技術やパネルの駆動技術などでNHKと協業し、画面の明るさの均一性や鮮明度を向上させた。柔軟性の高いフィルム基板の活用で半径2cmと小さく収納できる。
 因みに、巻き取れるディスプレーは、韓国のLG電子が巻き取り式テレビの開発を発表している。シャープは折り畳める有機ELディスプレーについては、既に開発を発表済み
 実用化の時期などは未定。オフィスでのモニターや家庭用テレビなどでの実用化を視野に検討を進める。

 今日の天気は晴れ、午後から曇り~雨、、夜には強い雨の予想。
 所要があり、郊外に出かけた。郊外のお家のお庭に”ヒイラギ”が植えられており、花が咲いている。開花時期は11月~12月だ。良く似た”ヒイラギモクセイ(柊木犀)”の開花時期は10月頃だから、少し遅れて咲く。
 ”ヒイラギ”は古くから邪気を払う木(縁起木)とされ、庭に植える習慣がある。葉に鋭いトゲ(鋭鋸歯)があるから。名(ヒイラギ)の由来も、固くてギザギザ(さわると痛い)した葉に触れると「ひいらぐ(疼く、ひりひり痛む)」から、ひいらぎぎ(疼木)→ひいらぎ、となった。
 ”ヒイラギ”は雌雄異株である。雄株の花は2本の雄蕊が発達し、雌株の花は花柱が長く発達して結実する。写真の花は雄株の花かな。
 ヒイラギ(柊、疼木・柊木)
 学名:Osmanthus heterophyllus
 モクセイ科モクセイ属
 常緑の低木
 雌雄異株
 原産は日本を含む東アジア
 開花時期は11月~12月
 花にはキンモクセイに似た芳香がある
 花冠は4深裂し、径5mm程。花弁は強く反り返る
 果実は長さ12~15mmになる核果で、翌年6月~7月に暗紫色に熟す