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1年の世相を映す、創作四字熟語

2019-12-18 | 世相
 住友生命保険は、2019年の世相を映した”創作四字熟語”の優秀・入選作品50編(優秀作10編、入選作40編)を発表した(12月17日)。新元号と新たな時代を祝う「国祭令和(国際平和)」や、リチウムイオン電池を開発した吉野彰氏のノーベル化学賞受賞をたたえた「電池創造(天地創造)」などが選ばれた。
 ◆2019年版 優秀作品(10編)
 国際令和;国際平和 新元号「令和」に変わり、国中がお祭りムードに。
 英語延定;英語検定 大学入学共通テストで、英語民間試験の導入延期を決定。
 呆然城失;呆然自失 世界遺産に認定されている首里城が火災で焼失。
 考歳運転;高齢運転 相次ぐ高齢者ドライバーの事故。年齢相応の決断を。
 変幻税率;軽減税率 同じ食料品でも、持ち帰りと店内飲食では税率が変わる。
 深夜閉業;深夜営業 コンビニの24時間営業を見直す機運が広がった。
 右英左英;右往左往 どう転ぶか分からないEU離脱問題に揺れるイギリス。
 電池創造;天地創造 リチウムイオン電池開発で吉野彰氏がノーベル賞受賞。
 一心桜体;一心同体 ラグビーW杯・日本代表ベスト8・ONE TEAM。
 一機一風;一喜一憂 1人1台小型扇風機を持ち歩いていることが多かった。
 ◆創作四字熟語(そうさくよじじゅくご)
 創作四字熟語は、住友生命保険がその年の世相を反映した四字熟語を募集し、発表するイベントである。1990年から実施されている。「創作四字熟語」は同社の登録商標である。
 例年9月下旬~11月上旬にかけて、郵便や同社Webサイトで応募を受け付ける。近年は毎回10,000作を超える作品が寄せられている。基本的に既存の四字熟語の漢字や読みを活かす形で、その一部の漢字を変えて新たな四字熟語を作るスタイルである(応募時に変更元の四字熟語も記載する)。
 因みに、30回目を迎えた今年は過去最多の1万9383作品の応募があった。