20201203
ぽかぽか春庭アート散歩>2020建物巡り(2)江戸東京たてもの園
娘とのお出かけ、2200円の「ぐるっとパス」を使い倒すという計画で、都内あちこちに出かけています。オープンエアの庭園や公園なら密にもならず換気もOK。11月18日は小金井の江戸東京建物園へ。
「たてもの園」は、2015年まで続けてきた仕事先の道筋にあったので、私は季節ごとに訪れてきましたが、娘は初めて。中央線の武蔵小金井駅と西武線花小金井駅の中間にあって、どちらから行ってもバスに乗らなければならない。バスに乗ると酔ってしまう娘は、これまで「バスに乗るからいや」と、たてもの園に来ていなかったのです。今回はあちこちバスに乗る機会が続き「少しはバスに慣れてきた」というので、武蔵小金井から花小金井行きのバスに乗り、小金井公園西口からたてもの園へ。桜紅葉は散ったあと、あとの木々はまだ色づく前で、公園内は人出も少ない。

たてもの園の入場も、入園予約が必要です。検温とマスクチェック。
私のお勧めは、洋館デ・ラランデ邸と近代和館の高橋是清邸、今回は特別企画が「銭湯」だというので、「宝湯」も目玉です。
東園は、初めて来た娘がひとつひとつの建物をゆっくり見学している間、私はベンチに座って足休め。9月に左足指を脱臼したゆえか、もともと老化が進んでいたのか、歩くのも遅くなったし、歩いているとすぐ疲れます。
年ごとの衰えは仕方がないとして、これ以上動けなくなると、娘との散歩も楽しめなくなると思うから、鍛えておかなきゃと思いつつ、ついぐうたら。
武蔵小金井の
最初にデ・ラランデ邸へ行きました。デラランデ邸内の武蔵野茶房で腹ごしらえをしてからの園内歩きです。

カレーランチ

デ・ラランデ邸の隣は前川邸。上野の文化会館や東京都美術館などを設計した前川國男の自邸です。家の内部も明るく開放的で、住み心地よさそう。


西園の田舎家もほんのり秋色に。

中央エリアの高橋是清邸。他の建物は2階見学が中止になっていましたが、高橋邸は階段がふたつあり、上り階段と下り階段を分けて通行できたからか、2階見学ができました。
2階から見る。

高橋邸2階からの眺め

娘は私の近代建築レクチャーを聞いてきたので、「あ、この2階のガラスも古いものだね」と、少しゆがみがある古いガラス越しに見る景色をチェックしていました。ゆがんだ景色を見続けると、バスに乗ったときと同じようにめまいがしてくるそうです。
1階のガラス戸から外を眺める娘

東園では、私が来るたびに修復中で見ることができなかった旧日向邸を見学。

東園エリアでは宝湯を見ました。展示室の特集が「銭湯展」なので。
昔懐かしい「風呂屋の富士絵」の前で。

展示室で銭湯の歴史風俗についてあれこれ雑学を仕入れて、バスで武蔵小金井駅にもどりました。
<つづく>
ぽかぽか春庭アート散歩>2020建物巡り(2)江戸東京たてもの園
娘とのお出かけ、2200円の「ぐるっとパス」を使い倒すという計画で、都内あちこちに出かけています。オープンエアの庭園や公園なら密にもならず換気もOK。11月18日は小金井の江戸東京建物園へ。
「たてもの園」は、2015年まで続けてきた仕事先の道筋にあったので、私は季節ごとに訪れてきましたが、娘は初めて。中央線の武蔵小金井駅と西武線花小金井駅の中間にあって、どちらから行ってもバスに乗らなければならない。バスに乗ると酔ってしまう娘は、これまで「バスに乗るからいや」と、たてもの園に来ていなかったのです。今回はあちこちバスに乗る機会が続き「少しはバスに慣れてきた」というので、武蔵小金井から花小金井行きのバスに乗り、小金井公園西口からたてもの園へ。桜紅葉は散ったあと、あとの木々はまだ色づく前で、公園内は人出も少ない。

たてもの園の入場も、入園予約が必要です。検温とマスクチェック。
私のお勧めは、洋館デ・ラランデ邸と近代和館の高橋是清邸、今回は特別企画が「銭湯」だというので、「宝湯」も目玉です。
東園は、初めて来た娘がひとつひとつの建物をゆっくり見学している間、私はベンチに座って足休め。9月に左足指を脱臼したゆえか、もともと老化が進んでいたのか、歩くのも遅くなったし、歩いているとすぐ疲れます。
年ごとの衰えは仕方がないとして、これ以上動けなくなると、娘との散歩も楽しめなくなると思うから、鍛えておかなきゃと思いつつ、ついぐうたら。
武蔵小金井の
最初にデ・ラランデ邸へ行きました。デラランデ邸内の武蔵野茶房で腹ごしらえをしてからの園内歩きです。

カレーランチ

デ・ラランデ邸の隣は前川邸。上野の文化会館や東京都美術館などを設計した前川國男の自邸です。家の内部も明るく開放的で、住み心地よさそう。


西園の田舎家もほんのり秋色に。

中央エリアの高橋是清邸。他の建物は2階見学が中止になっていましたが、高橋邸は階段がふたつあり、上り階段と下り階段を分けて通行できたからか、2階見学ができました。
2階から見る。

高橋邸2階からの眺め

娘は私の近代建築レクチャーを聞いてきたので、「あ、この2階のガラスも古いものだね」と、少しゆがみがある古いガラス越しに見る景色をチェックしていました。ゆがんだ景色を見続けると、バスに乗ったときと同じようにめまいがしてくるそうです。
1階のガラス戸から外を眺める娘

東園では、私が来るたびに修復中で見ることができなかった旧日向邸を見学。

東園エリアでは宝湯を見ました。展示室の特集が「銭湯展」なので。
昔懐かしい「風呂屋の富士絵」の前で。

展示室で銭湯の歴史風俗についてあれこれ雑学を仕入れて、バスで武蔵小金井駅にもどりました。
<つづく>