KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

五百年に一度

2011年03月12日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

東日本大震災、と名がつけられた。解りやすい。史上最大、五百年に一度か千年に一度か、と言われるのだから。
昨夜寝てから朝方まで、眠りつくと余震で目が覚めて熟睡できなかった。ようやくおさまったかな、と思ったらもう夜明け。被災された人たちのことを思えば多少の睡眠不足も贅沢のうちだ。
おまけに信越国境あたりでも震度6という地震があってそれも揺れたりで、さっきも弱い地震。何度も揺れがあるので寝不足も加わって体がふわふわしている。

やっと片づけが終わった。仕事先が休みになったあっちゃんが来てくれて助かった。若い人が居ると元気が出る。
昨日の朝まで使っていた皿や小鉢が壊れて使えない、というのはさびしいものだ。食器はもう一生分はあるから買う必要もない、と思ったのに・・悔しい。ことに、俳句仲間の陶工の作品、九谷の窯から買ったお気に入りの鉢や小皿・そば猪口は愛着があって割れていても捨てがたかった。幸運にも、一番のお気に入りの中皿だけは残った。また買えばいい、と夫に言われたが・・今の私にはとても買う余裕はない高級品だ。

ま、そんなことにこだわるのも生きていて元気な証拠。TVで見ただけでも、津波の恐ろしい力に鳥肌が立つ。
おまけに、原発の事故。あまり遠いところの話ではないだけにぞっとする。
日本の将来が、こんなことにはめげませんように、と祈りたい気分だ。

余震また余震余寒の暁を KUMI
コメント (4)
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