KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会・井の頭恩賜公園

2014年03月26日 | 俳句
天気 曇

いつもは川崎の生田緑地での吟行、今日は特別に井の頭公園での「お花見吟行」に・・なるはずが、今年は桜の開花が遅くてソメイヨシノはちらほらしか咲いていない。
それでも暖かい曇天で、芽柳や辛夷、スミレなど早春の風景を満喫した。あまり中央線沿線には来たことのない仲間に水辺の桜の風景を見てもらいたかったので、ちょっと残念だった。

ここへ行ったらどうしても逢いたいのは、自然文化園の象のはな子。
象舎の近くの枝垂桜だけが、園内で唯一満開だった。写真にしようと思ったが、句がなかなか作れずに苦労していたら忘れてしまった。

はな子は、今年66歳になってもまだ元気、という奇跡の長寿象だ。10年くらい前から、行くたびに「これが最後かも」と思ってしばらく象舎の前ではな子を眺めていたものだ。今年も、これが最後?と思いつつも何だか元気なのでまた逢える気がする。今年は寒かったので、真冬には外へは出さなかったのだそうだ。あんなに雪が積もったら老体にはきつかったろう。


桜の散るころに、花筏の池を見に行きたい。

象舎まで枝垂桜をかいくぐり  KUMI
コメント (6)
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