KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会・殿ヶ谷戸庭園

2014年10月29日 | 俳句
天気 晴

昨日は風が強くてちょっと寒さも感じたのに、今日は絶好の吟行日和。
いつもは川崎の生田緑地を中心にしての吟行、時々、他の場所にする。小田急線沿線の人がいつも世話人をしてくれているので、時にはメンバーが別の場所を設定しての開催にすることにしている。正直を言うと、家のそばで開催すれば世話人になっても私は往復を楽に出来る訳で・・
わが家のあたりは多摩の吟行の定番でもあり、会場の園内の紅葉亭は茶会も出来るが句会の方が開催は多いようだ。
紅葉の名所なので本当は、11月末にしたかった。が、4ヶ月前に思い立ったら、もう予約済になっていて・・やっぱり最良の時期はもっと早く予約せねば、である。来年は考えよう。
写真の、紅葉亭から見下ろす谷戸の湧水の池を紅葉があふれる。今日は、写真のようにほんの少しだけ。
ここだけの吟行では狭いのでちょっと飽きる。ということで、私がいつも行く都立庭園の方も案内した。
ともかく、青空の素晴らしさがいちばんの収穫だったかもしれない。


破れ芭蕉を句にしたかたが、まだ青々としていて、哀れさがない。


あれこれと見ても、実を言うと私には見飽きた風景で、新しい発見なんて何もない。
普段の散歩でも句会に出せる句を作っていれば良いのだが、吟行句会にはその日作った句しか出さない主義だ。何とかなるさ、と思ったものの・・
条件の揃い過ぎた今日の天候を殆ど活かせない句ばかりになってしまった。
点数は少なかったが、いちばん自分で気に入った句を。

次に鳴るまでの水音鹿おどし  KUMI
コメント (6)
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