KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

春の味わい

2017年03月06日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇のち雨

写真は、一昨日、若いお客のために買った東京独活(うど)。
東京、と名をつけられているけれど、こちらでは「立川うど」の名で知られていた。真っ白な独活で、穴倉の中で育てられている。太陽が射さないと真白になり、いわゆる「アク」もない。この地へ越してくる前に住んでいた、立川市の北の砂川というところの名産品だった。甘くて、生で酢味噌、サラダ、きんぴらにも味噌汁の具にも出来る。
地続きのわが市でも作っている農家があって、多摩の地場野菜を売る店に並び始めた。普段、我が家は配達の有機栽培の野菜で不足する分はその地場産の野菜しか買わない。

多摩産の野菜も豊富にあって、少しお高いけれどそう多量に食べる訳でもないので、スーパーで遠隔地からくる野菜は買う気がしない。今の時期なら、朝採れの東京うど、「のらぼう」というこれもこちらの地場の菜っ葉、ブロッコリー、ほうれん草も小松菜も、大根も色々ある。これからは、トマトやナスも胡瓜も出回る。作った人の名前が解る野菜は安心できる。
私の大好きな苺も作られている。
多摩は、そういう所なのです、とても恵まれています。

今日は、寒い曇天に始まった一日で、午前は結社誌への投句の5句をまとめるのに四苦八苦。
午後は、毎日忘れてしまっていた確定申告。
格別な控除があるわけではなく、障害者控除があるので、申告すれば少しだけ税金が返還される。年金収入だけだから簡単・・のはずが・・国税庁のHPからパソコンで打ちこんで「出来た!」と思ったら、え?何だか変。
よ~く調べたら、控除欄を間違えて入力していた。やり直し。
などと、簡単なはずが結構時間がかかった。年金から引かれていたささやかな所得税、全額返ってくるので、ま、2時間以上かけてもお得なことではある。

独活そだつ太陽射さぬ穴の底   KUMI
コメント (4)
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