KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

ころ柿

2017年11月18日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇のち一時小雨

陰鬱な天気の一日で、12月の半ばの気温だという。風のないのは幸い、でも師走の天候と聞いただけでも気が塞ぐ。
という朝、TVの首都圏ニュースで山梨の干し柿の里の作業風景が放映された。山梨は関東には入らないけれど首都圏ということになっている。もうそんな季節・・と冬の近さを思った。
そういえば干し柿(枯露柿、とも言う)の写真があったっけ、と一昨年の11月の写真を見たらちょうど2年前の今日、撮ったものがあった。
川崎市民家園の、移築された茅葺の家の縁側。いつも吟行句会で行く場所に、写真が撮りたくて別の日に行ったのだ。最近は会場の都合で、ここでの吟行はご無沙汰になっている。


子供のころ、母がよく作った。皮剥きを手伝ったものだ。手伝い、というよりは皮剥きの練習をさせられたのだと思う。写真と同じように荒縄で軒先に吊るした。残った渋柿は、樽柿にして木の樽に焼酎漬けになっていた。樽柿はあまり好きではなく、やっぱり正月の干し柿が楽しみだったのを思い出す。
庭続きが海だった我が家に柿の木はなかったから、あの大量の柿は、どこからやってきたのだろう?

干し柿の下に運動靴干され  KUMI
コメント (2)
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