KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

時雨

2017年11月14日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇一時雨

家から見下ろす桜紅葉、そろそろ終わりに近い。もう一度木枯しが吹いたら全部散ってしまいそうだ。

明日締め切りのネット句会の、今月の題に「時雨」があった。句会をまとめてくださる結社の先輩(私より若い)は石川県に住んでいるので、今頃は「弁当忘れても傘忘れるな」という時雨の多い時季なのだそうだ。

時雨、は本当はそんな日本海側に近い地の初冬に降る雨のことなのだそうだ。だから、カラカラ天気の多い関東平野では、本当はにわか雨、とは言っても「時雨」とは言わないのだとか。でも、句にするのにあちら側もこちら側もないから使わせてもらう。
今日は、まさに時雨る日だった。出したいハガキがあるので、雨止んだかな、と思って外を見ると傘を差した人が見えて。急いで出すハガキでもないので結局、出かけそびれて一日家に籠ってしまった。
おかげで、ネット句会に出す句をゆっくり推敲することが出来た。明日は吟行句会なのでついでに投句しておく。
推敲しているときは、良い句が出来たわ~~ などと自己満足しているけれど・・結果はいつも期待外れだ。半月前から題が出ていても、吟行句中心の私にはなかなか句が出来ない。

時雨の句、説明的で情緒がなくて出さなかった句を・・残しておこう。

雨粒を手に受けひらく時雨傘   KUMI
コメント (2)
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