KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

黄落の上野

2017年11月29日 | お散歩写真
天気 晴

朝早く日本海へミサイルが飛んできて、季節外れの暖かい日。
お散歩日和なので上野の美術館へ行くことにした。この1年半、まったくそんな気分になれなかったのが悔しい。
ともあれ、国立西洋美術館へ。「北斎とジャポニズム」簡単に言うと、北斎の絵がヨーロッパの絵画や陶磁器に与えた影響について、両方の作品を比較できるように展示している。面白い。ゆっくりと見られたら・・でも、噂どおり混雑していて、人とぶつかりながらの鑑賞で、人混み嫌いの私には楽しさも半減。
障害者手帳のおかげで無料にしていただいているので文句は言えません。正規料金は1600円。

世界遺産になった美術館、ル・コルビジェの設計という。


上野は今、銀杏の黄色に包まれていて、眩しかった。
美術館の前庭の、おなじみの彫刻も、黄葉を背景のこの時期がもっとも良いかもしれない。この庭は無料で入れるので、外国人の旅行客が目立った。カメラは持参せず、すべてスマホ。逆光気味がちょっと残念だった。










外へ出たら12時を廻っていて、さて食事・・と思ってもどこの店も席を待っている人が多くて。食事を待つ、ということの出来ない夫婦は、池之端(不忍池の方)へ坂を下り、やっと見つけたカフェへ。
本当はもっとゆっくりと池の周りを歩きたかったけれど、夫の腰痛が心配で、枯れ蓮だけを見てきた。ユリカモメが飛んでいて、池へ行ってから、カメラを持参しなかったことを後悔した。


「考える人」へ銀杏の散り始む  KUMI
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする