KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

昨日は土用の丑の日だった

2020年07月22日 | 俳句
天気 曇一時晴のち一時雨

写真は、いつも花を楽しませてもらっているご近所のお宅に咲いていた鉄線花(クレマチス)の一種らしいもの。小さな花で初めて見た。大きな花はとうに花期を終わっている。
天候と体調の悪さが続いて、散歩にも行けないので、出かけた時にこのお宅の花を眺めるのは気分転換になる。

昨日の話。
内科(一つ隣の駅)の帰路、11時頃だったので駅ビルの地下のいつも買う「おこわ弁当」の店に寄った。ところが、弁当がみな「鰻、鰻、鰻・・」になっていて、定番の手軽な昼食の弁当が全くない。あ、そうか、今日は土用の丑の日。世の中、鰻を有難がって食べる日なのだ。
私は鰻が大嫌い。それを言うと「え~~っ、あんな美味しいものが嫌いなんて!」とびっくりされる。嫌いだから仕方ないでしょ、でもね、私は鰻以外に嫌いな食べ物は何もありません。 ピーマンがだめ、とかトマトが食べられなとか、ゴーヤは大嫌い、とか納豆は絶対無理、とか・・普通の人は二つや三つは食べられないものがある。でも、私は鰻以外は何でも食べる。鰻が嫌いでも毎日の食生活に困らない。いくら好物だからと、庶民は日常的に食べますか?家で夕飯に鰻の蒲焼作りますか?
ま、そんな言い訳は別として・・とにかく昨日は運が悪かった。やっと探し当てた弁当は、ご飯のおこわは変らないものの、お菜が美味しくなかった。鰻以外は手抜き?。

見るのも厭な鰻にうんざりして最寄り駅に下りる。改札の手前、週替わりのお店が出ているが、今週はそこに蜂蜜を売る店が。高尾山で採取しているという純度100%の蜂蜜で、お高いのでいつも横目で見て通るだけだった。
でも昨日は、高価な国産鰻を買うことを思えば安いもの、鰻で精を付けるよりは蜂蜜で免疫力を高める方が健康的・・と、ひと壜買ってきた。給付金の一部は地元のものを買うことに決めている。色々ある中で山桜の蜂蜜にした。


桜の味とか香りは良く解らないが、やさしい味がして、高尾山の風景を思い出させる。いつも1㎏単位で買う、安いカナダ産の純粋蜂蜜よりもまろやかで淡い色だ。
何度も行った高尾山も、有名になり週日でも混み合うようになってからは行かなくなっていた。でも、高尾の山麓のどこに養蜂場があるのやら。麓にある山桜の名所の森林科学園の近くかしらん?などと考える。
せめて、あの山桜くらいはもう一度見に行きたい、とつくづく。

また人に追ひ抜かれたり夏痩せて  KUMI
コメント (6)
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