KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

都知事選・そして燕の子

2020年07月05日 | 俳句
天気 曇一時雨

都知事選の投票のついでに、投票所(小学校)隣接のいつもの公園へ回った。
昨夜は大雨警報の出るほどの凄まじい雨が降り、長時間ではなかったもののかなり公園にも影響が・・と思った。でも池の水嵩はかなり増えていても、花は変わらずに咲いている。写真のキスゲ、この前撮り忘れたので今日は・・と思ったら、もう花が残り少なくなっていた。
公園で最後まで咲く紫陽花も、変わらなかった。


話は戻り、コロナ感染対策中の投票所とは・・
こんな経験初めて、ということばかり。会場の体育館へ、いつもより列が長く出来ている。職員が外にまで出て列の間隔とか、マスク着用とかを見張っている。体育館の外廊下から中の受付までの列には、1m間隔の赤いラインのテープが張られている。スーパーと同じ。入口で手指消毒を促される。
入場整理券を出して名簿チェックして、投票用紙が器械から出ると、いつものように職員が手渡す・・のではなく「ご自分でお取りください」。病院の血圧計から出てくるデータ紙を思い出した。そんな感じ。鉛筆は記載台には置いてなくて、投票用紙の器械のそばに鉛筆箱があって、そこから各自が取り上げる。使った鉛筆は投票函の横の函に返すようになっていた。あとで1本1本消毒して使いまわす・・うわ、大変。
出口にも、消毒液が置いてあった。これは強制ではないようだけれど、又消毒して外へ出た。体育館には冷暖房装置がない。猛暑や寒い日だったら、開けっ放しで職員は大変だろう。今日は気温もたいして上がらず雨も小雨で終わり、まずまずの投票日和で良かった。・・などと、最近はコロナ対策で色々忙しいだろう職員の負担も考えてしまった。
それにしても・・投票率の低さよ。選挙権放棄、ということは政策に何も言う権利がない、ということだと私は思う。SNSで都知事のコロナ対策にあれこれと不満を言う人たち、皆投票に行っているのだろうか。ちなみに私は、二十歳以来どんな選挙もサボったことは一度もない。(一部の人から誤解を招きそうなので書き加えると・・私は真言宗の信者です)

投票所までの途中の小さなビルに、毎年ツバメが巣を作る。建築関係の小さな会社が入っていて、1階は駐車場と事務所と資材倉庫のようなものがある。その駐車場にツバメが出入りしているのだが、週日は車が置いてあるし事務所の真ん前だし、勝手に入れない。休日はシャッターが下ろされているが、今日は、ツバメのために開いていた。そっと中に入って見上げると、壁の隅に作った小さな巣からヒナがはみ出しそうだった。二番子だろうか。建築会社なのにツバメの巣は何だかお粗末だ。スマホでは撮れない高さなのが残念。
しばらく、ツバメを観察させてもらった。
写真は去年、別のところで撮った立派な巣です。


(二番子・・燕は5月と7月ごろ二回ヒナを孵すので、二度目に孵ったヒナのこと)

二番子の産まれ忙しき親燕  KUMI
コメント (5)
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