KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

熱中症注意アラートそしてクマゼミ

2020年08月07日 | 俳句
天気 晴 36℃

写真は、36℃の空。日差しは強いのに午後3時ごろの空は何とも気持の悪い濁りよう。
スマホが、午前中から警報を鳴らす。今年は東京では「熱中症警戒アラート」として試行しているのだそうだ。気温だけではなく、湿度なども総合しての警戒情報なので気象予報士は「科学的な根拠で出されています、真剣に警戒してください」と。

朝目覚めると、クマゼミが鳴いている。このところ毎年何度かは聞く声なので子孫をつないでいるのだ。いつ頃から東京へやってきた?本来ならば箱根の西にしか居なかった蝉のはずなのに・・シャシャシャシャシャ、と忙しなくて、一匹だけでも気になる。鳴きだしたみんみんに頑張れ、と言いたくなった。
もしかしたら、都心の日比谷公園とか代々木公園にはもう、たくさん鳴いているのだろうか。この時期に行ったことがないので知らない。初めて聞いたのは中学生のときに四国へ住んだ夏。それまで住んでいた房総の田舎では聞かなかった蝉にびっくりした。母は「イライラする声だねえ」と。
外来種ではないけれど、何だか、東京に毎年増えていく阪神タイガースファンと広島カープファンのように、東京に拡大していくのかも、と思うと・・ これ以上は書きません。

暑い話はお終い。サギソウの涼しい写真は、4年前のもの。亡姉の後始末に忙しかったのに、この時期、昭和記念公園の「サギソウ祭」へ行っていたのだ。






強風の日で、撮影に苦労したことを思い出した。小さな花はすぐ揺れてなかなか捉えられない。以前は毎年のように行ったけれど、なかなか良い写真にはならない。難しい花。
今年は中止のようだ。小さな花の展示にカメラマンが集まるから「密」は避けられない、ということだろう。でも、花を絶やす訳にはいかないので、ボランティアの人たちは頑張ってくれている、と信じたい。
行く機会が作れれば、展示ではなく自生して咲く場所は知っている。見に行きたい。見ているだけで涼しくなれる。

空もまた病みたる色を猛暑の日  KUMI
コメント (4)
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