KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

冬紅葉

2022年12月04日 | 俳句
天気 晴のち曇がち

ご近所の金柑と紅葉。上の写真は蜜柑みたいに見えるけれど、大き目の金柑。

逆光で暗い色に写ったので加工してみた楓、スマホでは思うように行かず。もう少し綺麗な色でした。

朝、日の出直後にはすっきり見えていた富士山、朝食から帰ったら頂きに雲が乗っている。

傘雲とは違うが、天気はあまり良くならないだろう、と思ったら案の定、昼頃には雲が多くなった。夕方にはまた晴れてきたが。
子供のころから見ているので、遠富士観測天気予報はよく当たる。

昨日はひたすら体調が悪いのと眠いのとで、外へ出るのも面倒だった。折角の穏やかな冬日、少しは歩いておかないと・・どうしても郵便局へ行かねば、という用があるので、そのためのリハビリのようなもの。10月の入院前ならば、郵便局までは行けたのに・・どうにも、その時点までの回復がどんどん遠のくようだ。足が思うように動かない(足に故障はないのに)。
動悸息切れが酷い・・でも血圧も酸素量も正常で、生きていく上ではまあ事足りる体ではあるようだ。
念のため、外へ行くときは必ず「ペースメーカー手帳」と障害者手帳を持参する。保険証は、あとから持ってきてもらえば良い。黄色い手帳は、救急車にとんでもない病院へ運ばなれための予防策だ。もっとも、倒れそうなら外出もしないけれど。
コンビニまで行き、一昨日買い損ねたものを少し買ってベンチで休んで帰宅した。酷く疲れる。こんな風に老化は進むのだろう、怪我ではない体調の消耗は、一度弱ってしまったら修復不能なのだろうか・・と考えてしまう。

ゆるやかに老いてゆくらし草紅葉  KUMI

という句を10年以上前に作ったことがある。(結社誌掲載済)
なぜか、霧ヶ峰のゆるやかな傾斜の草紅葉を見たときに出来た。
今だったら・・
急速に老いてゆくなり冬紅葉  KUMI

かもしれない。寂しいですねえ。

金柑のたわわ夕陽をはね返す   KUMI
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4 コメント

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風さえ吹かなければ・・・ (ふきのとう)
2022-12-04 16:51:35
大粒の金柑ですね。当地は県内でも有数の空っ風の吹く地域ですので、本日も風さえなければ寒晴れの良い一日でしたのに終日強風が吹きました。今日の大切な一日が無事過ごせたのですから上出来です。テレビや雑誌に映る80代の人達、よく見ますと「それなりに」と思えます。とびっきり若く見える方も居られますが・・・今日を難なくい過ごす、私の目標です。
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Unknown (小父さんK)
2022-12-04 18:05:06
金柑ってありましたね~。
いつから食べてないんでしょう?(笑)

楓は綺麗にに撮れていますよ。
「葉の切れ込みが深いものを『モミジ』、葉の切れ込みが浅いものを『カエデ』と呼んでいる」って今初めて知りました。

>子供のころから見ているので、遠富士観測天気予報はよく当たる。

へ~っ、富士山で天気が分かるなんて贅沢ですね。

>外へ行くときは必ず「ペースメーカー手帳」と障害者手帳を持参する。

そういうことでしたか。ペースメーカーを入れている人を二人知っています。

>酷く疲れる。こんな風に老化は進むのだろう、

私は、まだ序の口の前段階くらいだと思いますが、同じようなことを感じています。

「ゆるやかに老いてゆくらし草紅葉」
なんだか、こんな気持ちを体感しているのかも知れません。

今朝のサンデーモーニングに元サッカー選手で現在はサッカー解説者の中西哲生氏がスペイン戦の日本の勝利は「奇跡ではない!!!」と言い切っていましたね。ところが、やはり元サッかー選手の田中 マルクス 闘莉王氏は「私は絶対勝てるとは思っていなかった」と話していたので、専門家でもこれだけ違うのか聞いておりました。
12月2日にはど素人が失礼なコメントをしてしまいすみませんでした。

有難うございました。
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小父さん、紅葉という木?・・ (KUMI)
2022-12-05 14:43:27
あれ?紅葉、についてそういう説もあるのですね。初めて知りました。
紅葉という木は存在しなくて「紅葉=こうよう」することを紅葉(黄葉)、と言うと解釈していました。
楓紅葉、桜紅葉、銀杏紅葉。切れ込みの深いイロハ紅葉も楓の一種、と思っていました。

富士山は南関東からは西に見えますから、天気の変化を観るには便利です。
天気の良い日に見えなければ、西は曇ってきた=下り坂、ですから。

何度も起きる奇跡もあるか?・・ですね。
自然現象でしたら、奇跡も続くかもしれませんけど、人間の努力の結果を何度起きても奇跡、は失礼な気がします。
私も、ドイッに勝ったときは誰かの叫んだ「奇跡だ!」をそうか、と納得しましたけど。
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ふきのとうさん、海風は寒い (KUMI)
2022-12-05 14:51:29
解ります、海に近いと冬は風が強くて・・子供のころ、海岸沿いに登校しましたから冬の朝は手が凍えました。この辺りは風が少なくて助かります。
渡辺徹さんのご不幸を知り、息を呑みました。80歳過ぎて生きているのって、本当に有難いことで、あれこれと体調不良に文句を言うのが贅沢に思えてきました。毎日、頑張って生きていかなくては、と思ってしまいます。
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