KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

欅の武者立ち

2012年04月25日 | お散歩写真
天気 薄曇のち曇

さて、昨日の続き。
実は、私のこのブログを検索機能を使って見にくる方も多い。gooのブログではどんな検索のキィワードでここへ辿りついたかが毎日解る仕組みになっている。
その検索キィワードで結構多いのが「欅の武者立ち」だ。去年書いた日記の「武者立ち」にヒットするらしい。そこで、今日はそれについてちょっと詳しく書いてみたい。

写真の「欅の武者立ち」は、我が家に近い都立武蔵国分寺公園のこの池の左手にある。新緑の今頃が私はいちばん好きだ。


この公園の前身は、旧国鉄の学校・研修所・グラウンドなどの広大な施設だった。南側は郵政省の宿舎があった。民営化にともない売却され、それを東京都が買い、その大部分が公園になった。災害時の広域避難場所でもある。
国鉄時代からの古い樹木も何本か残っているが、その中でこの欅だけには碑が残されている。



昭和44年の大学課程卒業生の植樹、とある。武者が群立つように植えられた欅、植樹の頃はきっと脆弱な木だったにちがいない。それが40年以上を経てみごとに公園のシンボルのような欅に育った。
これを植えて卒業していった鉄道マンも、もう定年退職してしまったことだろう。
旧国鉄大学校7回生のみなさん、この写真を見てください・・と言っても届かないとは思うけれど、これを植えた方たちに是非見てもらいたい。

武者立の欅のあたり風光る KUMI

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Akihikoさん、こんばんは (KUMI)
2012-04-26 23:10:52
ごく普通のデビューでしたね、私はもっと上を期待していたのに。
でも、2句欄にベテランの方がたくさん・・
油断できません。

人生、様々なことのある時の方が良い句が出来るのだそうです。
平穏無事の毎日では句も平穏でしかなくなりますから。
本当に季節が早くて、春の季語を使いきれないうちに立夏になりそうです。
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別れと出会い (Akihiko)
2012-04-26 22:55:48
KUMIさん。お邪魔します。

5月号届きました。初掲載3句欄。
ほっとしてます。
ビギナーズサービス?かも。

最近、いろいろと変り目でじっくり作れません。
慌しくて、人間関係もややこしくて・・。
訣別した先生もいます。
正に春は別れと出会いの季節。
あ。もうじき夏ですね。
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ばんこさん、新緑だらけに・・ (KUMI)
2012-04-26 22:24:50
本当に新緑の足の速さに着いていけません。
東北へいらしたのですか、今年は桜が遅くて残念でしたね。
でも、見ごろのGWに行くのも勇気が必要です。
一昨年、連休前に青森秋田と行って、何も咲いていなかったのを思い出します。
連休は、29日だけ吟行の予定、あとは何もありませんから、ご近所散歩です。
おたカフェも、休日の昼ごろは結構混んでいて。
このあたりも「観光地」なのだ、と思ったりします。
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ふきのとうさん、良い句ですよ (KUMI)
2012-04-26 22:19:57
ほんと、裸木の欅はそんな感じです。このあたりは欅だらけですから。
でも・・「武者立ち」を知っていると句会では取りにくいかもしれませんね。
新緑の欅は、さしづめ若武者の風情かも。



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武蔵国分寺近くて遠い (ばんこ)
2012-04-26 21:59:48
kumiさんこんばんは
あっと言う間に欅の若緑、今年はずーっと寒かったけれど自然て不思議!
先週の福島・宮城県の桜は全く咲いてなかったけれど、
先日の『仙台の桜開花しました』のニュースは嬉しかったです。
車窓の宮城野は田打ち始めていました。
ゴールデンウイーク何処へも行かないので、公園へ一人吟行でも。
『おたカフェ』でお茶を。
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武者立ち! (ふきのとう)
2012-04-26 19:07:19
「武者立ち」と聞いて大変驚いています。
拙い私の句に「落ち葉して野武士の如く欅立つ」と言う句があります。自分では良いと
感じましたが所謂「ごとく俳句」とも言われ
落ち込みました。でも自分の句として今も
季節が巡りますと想い出します。
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