KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

八重桜

2012年04月20日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇一時小雨

何だかまた気温が下がり花冷のような。とはいえ桜は葉っぱが目立ち、気づいたら花水木が咲き始め、しゃがの花がどんどん咲いている。道々のタンポポも目立つようになった。
我が家の前に3本の八重桜があって、そのうちの1本はあっという間に満開になった。あとの2本は濃い色でまだ花よりも葉の方が目立つ。
八重桜も見に行きたいけれど・・家の前の花で我慢することになりそうだ。

たんぽぽや活断層はこのあたり KUMI

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朝掘り

2012年04月19日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇がち

また、気温が低くなった。
寒いけれど、今年もそろそろ筍がハケ(崖)の湧水脇の農家で売っているだろう・・と思いつつ、毎日行く機会のないままだった。今日は朝9時から近所の市の施設で太極拳。筍は朝のうちに行かないと売り切れる。明日は行けるかなあ、と思っていたら、私の居ない間に夫が散歩に行き、買ってきてくれた。良かった~これでようやく遅い春の気分になれた。この家へ越してきてから、筍だけは店で買ったことがない。
11時ごろに帰宅、すぐにお湯を沸かして茹で上げる。掘りたてなのでアク抜きは不要。しかもまだ新鮮なので20分も茹でれば十分。
(写真を撮り忘れたので上は一昨年のもの。もっとも、筍はいつの年も同じだ)
昼食には姫皮の細切りをおひたしに。夕食には鶏肉と煮て。さて明日は何にしよう・・。

毎年、季節ごとに同じ風景を見て、同じ物を美味しく頂ける・・それだけでも有難い。

筍の土の湿りの皮を剥く  KUMI




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オオカミ吟行

2012年04月18日 | 俳句
天気 晴のち曇がち

武蔵御嶽神社へ吟行句会に行った。いつもの定例句会ではなく、有志を募っての吟行、我が家からは近いが遠くからの人も居るので何人来られるのかと思ったら、8人も集まった。
吟行の発端は、昔から武蔵の国に広まっているオオカミ信仰に興味を持った仲間が居たことで。私は去年11月に久しぶりに行き、でもその時はオオカミの護符にまで思いは至らなかった。
日本武尊がオオカミに助けられ、それかがオオカミ(犬神)信仰につながったという。
本殿の写真は11月8日の日記に乗せたので省略。ともかく境内には本殿の狛犬だけではなく新しく寄進したとも思われる犬(オオカミの近い?)の像がある。いかにも獰猛、でも角度を変えると柔和に見えたり。



本殿の奥の柵で囲まれて一般の人が入れないところで、オオカミ(大神)様に祝詞をあげていた。どういう意味なのかは、神社に詳しくないので解らないが、オオカミ信仰を守ってきた神社であることが伝わる厳かさがあった。柵の間からこっそりお犬様だけ撮影。

 

標高800mを越える山は、桜も咲いていなくて梅がまだ咲いていた。
カタクリ・イチゲ・スミレがあちこちに咲いていて楽しませてくれた。まだまだ早春の雰囲気だった。

帰路は、よく行く御嶽渓谷を少しだけ歩く。ここは桜が満開だった。電車の窓からも桜が見られ、同じ多摩でもいつも家から眺めている奥多摩の山の深さを改めて知らされる思いだった。

狼に逢ふため登る山すみれ  KUMI
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花桃

2012年04月17日 | お散歩写真
天気 曇がち午後雷雨

午前のうちに、久しぶりのリハビリへ。頸椎はやはりほっておくとあまり状態が良くない。
医院への道、左に殿ヶ谷戸庭園の鉄柵が見えてその中にハナモモの鮮やかな色が目立つ。鉄柵から覗いても見えるが、年間パスポートがあるので、帰路に寄ってみた。今日は帰りに買い物もあるのでカメラはコンパクトデジしか持っていなかったが。
吟行句会らしき一団に出逢った。園内に茶室があって句会が出来る。以前は私も句会で何度か借りたことがある。

ハナモモには色々な種類があって、我が家の前にはもっとどぎつい赤の花が咲いている。薄いピンクや白は好きになれても、この色は桜を見慣れたこの季節にはどうもあんまり・・と思いつつも、新緑の進み始めた園内の木々の方に目を奪われた。
街が新緑に覆われるのももうすぐだ。この時期の季節の進みようは数日で景色を変えてしまう。


花桃や女人それぞれ手に句帳 KUMI
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戦後・・

2012年04月16日 | 暮らしのつぶやき
天気 薄曇

毎朝、NHKの連続ドラマを見る。食事を終わったあと、新聞を読みながらなので詳細には見ていないこともあるが。
今回は東京が舞台なので東京言葉だ。前回は、大阪の河内弁とでもいうのか聞いていてちょっと疲れるコトバだったので、今回はほっとする。

戦後の焼け跡からドラマが始まった。東京生まれなのに、物心つく前に疎開してそこで育ったので、私はその焼け跡の瓦礫の町の風景は知らない。夫は新宿に近い町の生まれなので疎開先から帰京したら家のあたりはあんな風景だったのだそうだ。
戦後、という言葉も、もう死語に近いだろう。66年も経っているのだから。でも、その間を生きてきた自分に驚く。ドラマに出てくる暮らしの背景が良く理解できる、というのは我々世代が最後かもしれない。
たとえば、一升瓶に玄米を入れて棒でつつく作業のシーンがあった。あれを見て、精米している、とは若い人には想像もつかないだろう。懐かしいけれど悲しい思い出。玄米は不味い。健康に良い、と言われても私は一生玄米麦飯は食べたくない。

さて、明日の朝はどんな「戦後」の暮らしが見られるのだろう。

戦なき国に桜の咲きて散る KUMI
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