KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

富士山初冠雪

2014年10月16日 | お散歩写真
天気 晴のち曇

今年いちばんの冷込んだ朝、富士山の初冠雪。

 遠富士の雪を測るも多摩暮らし  KUMI

何年か前、そんな句を作ったことがある。
今年の初冠雪は遅いとはいえ、TVで見るとみごとに7合目くらいまで真っ白だった。
で・・遠いとはいえ富士山を居間から眺められるのが唯一の自慢の我が家から、それが今年は見られない。工事のネット越しにちょっとだけ「それらしきもの」を見ただけ。悔しいこと。
写真はいつも撮っているので探したら、一昨年のものがあった。初冠雪ではないが、10月の20日ごろのものだ。


この年は静岡側にはあまり積もらなかったようだが、今年はどちら側からも同じように積もったようだ。でも、見えたのは朝のうちだけだったようだ。

という今日は9時から太極拳。空を見ない暮らしには、外へ出ると青さが何とも眩しい。
終わってから、公園へ回ってしばらくベンチで日差しを満喫。園児たちが「だるまさんころんだ」と大きな声で遊んでいた。近くから撮ったら保育士さんが飛んでくるので、遠くから。




午後はベランダの床の防水工事、この揮発性の匂いが、アルミサッシの窓を閉めていてもどうにもならないくらい室内に入ってくる。夫は平気らしいが、私はシンナー系の匂いはどうしてもダメ。目は痒くなるし息苦しくなるし・・
作業員の苦労が思われる。
ベランダにも出られない日が続く。

だるまさんころんだ小鳥来てをりぬ  KUMI
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久々の花の鉢

2014年10月15日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨

台風一過の昨日も大風で外出出来ずにいらいらがつのり、今日こそは、と思ったら雨。しかも真昼の気温15℃という、突然の冷たさ。秋の深まりはいつもながら早くて焦る。
昨日、冬物のセーターなどを出しておいて正解だった。

何だか世間もわが家も気分すっきりする話のないこの頃、それでも今日は年金支給日なので銀行へ行った。午前のうちに行けば、花の鉢が貰える。
補修工事のため7月からベランダが使えなくなり、花の鉢は全滅した。草花は覚悟してあまり植えていなかったので諦めもついたが、2年目のミニ薔薇と、もう5年くらい育てていたゼラニウムが枯れたのはショックだった。

鉢を貰っても、あと2ヶ月以上部屋に置いていて花が咲くかどうか・・と思ったけれど、花のない毎日にいらいらしていたので、花一輪だけでも見ていたい、と思いビオラを貰ってきた。
ミニ薔薇の植えてあった大きな鉢に2株を植えた。室内ではプランターだと、水遣りが出来ない。大きな瀬戸の鉢はキャスター付きの台に乗せてあるので水遣りが出来る。ネット越しの薄い日差しでは薔薇もゼラニウムも耐えられなかったが、温室育ちのビオラはどうだろう?
家の周りには花はどこにでも咲いているけれど、毎朝カーテンを開いて、空も見えず花もない暮らしは、私にはかなり堪えた。あと2ヶ月とちょっと・・工事は年内には終える契約になっている。それまで我慢我慢。

くまモンと並び売らるる早生蜜柑  KUMI
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台風一過・・でも

2014年10月14日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴 強風

昨夜から今日にかけての時間帯に、台風は過ぎたようだ。
風雨がうるさくてなかなか寝付けなかったけれど、被害に遭った人たちを思えば贅沢、というもの。
富士山の少し北側を通って、そのまま一直線に太平洋を目指したようだ。2年前だったか、富士山の真上を通ってわが家のすぐ西を行き、倒木あまた、ということもなかったらしい。(外へ出ていないので解らないが)
でも、強風だけは残っていて、穏やかな台風一過、とはいかない。

工事の網の中の暮らし、本来なら台風一過の青空に富士山と奥多摩・甲州の山まで見えるのに・・と、恨みがましく建物の外まで行って、青空を拝んできた。
あとは、強風が怖くて外へ出ず。何しろ体重がすごく軽いので、飛ばされる危険性大である。
「台風の風で飛ばされて大怪我」などというニュースを聞くと、外へ出たら皆さまに迷惑になるかも、と、ぐっと我慢である。

家のこともたまにはしなくては・・ようやく、夏物と冬物を入れ替えた。中間のものは一年中使えるようにしている、という物ぐさ。でも、冬と夏の衣類を同居させるほどの収納の余裕はない。
今日は台風の連れてきた暑い空気が残っているけれど、そろそろ富士山に初冠雪のある時期だ。来週は山の方へ紅葉を見に行く予定なので冬仕度で行かなくては・・

味噌汁に豆腐たつぷり野分過ぐ  KUMI
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台風待ち

2014年10月13日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨

巨大な台風は、巨大すぎて東へ向きを変えるのにエネルギーを使い疲れて、こちらへ来る頃は勢力も弱くなるらしい。
九州・四国では大変だったようで、おまけに三連休の最後の日に交通機関が止まったりで大変まようだ。
こちらへは、夜半過ぎに来るらしい。でも、この前とは違って富士山の北を通るので、わが家のあたりは風台風になりそうだ。ともあれ、台風待ちにはうんざりだ。

過ぎてくれれば、ご褒美の青空と富士山が目の前に広がるけれど・・今年は檻の中なので晴れても何も見えない。去年の(10月14日の)写真を探してみた。何とも秋らしい青空の日だった。


去年も10月に台風騒ぎがあった。だんだん遅い時期に来るようになった。
昔は、二百十日とか二百二十日とか、9月半ばくらいで台風騒ぎはおさまったような気がする。
子供の頃は海辺に住んでいたので、台風は怖かった。オンボロの家だったから風でギシギシ揺れたし、雨漏りもした。
おまけに、高潮で床上浸水・・船で避難して母の実家へ・・、それも大人になってからは楽しい思い出でもある。親は後始末に大変だったろうけれど。

天気図を少しは読めて、天気予報が好きになったのも、台風のおかげかもししれない。
13歳上の亡兄が中学の理科の教師になりたてで(田舎だから、私は理科を兄から教わったという何とも不運・・そのために理科が嫌いになった)、台風が来ると気圧計を家に持ってきた。
それを覗いて「今は何ミリバールだから目は近い」なんて呑気なことを言いながら。
それに付き合っていたら、理科は嫌いでも、おかげで天気予報は好きになった。

目のなくなった台風、今夜は眠れるだろうか。

台風を待つコーヒーを濃く淹れて  KUMI
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月例会・駿河台

2014年10月12日 | 俳句
天気 曇

結社の定例句会、いつもの池袋の施設ではなく、都合で今日は御茶ノ水駅に近い中央大学駿河台記念館というところが会場になった。(上の写真)
いつもは家で早い昼食をあたふたと食べて出かけることが多いけれど、今日はゆったりしたいし、駿河台をちょっと散歩でも・・と思って早めに家を出た。会場近くのカフェで食べ慣れたミラノサンド。


私は、腸に良くなくてパンはあまり食べられない。が、なぜかこの店のパンだけは大丈夫なので、これはよく食べる。
多分、色々と余計な添加物や油脂が入っているとダメなようだ。

学生街のど真ん中の店なので日曜は空いていて、窓に面した席に座れた。


カフェのこういう席が大好き。外を通る人を眺めていると飽きない。家の近くの店では知人に見られたらみっともないけれど、ここなら覗いていく人が居ても気にすることもないし。
ついでに、句会に出す句を見直したり、スマホの写真をこのブログに送ったりしていたら、散歩の時間がなくなった。
で、句会の結果は・・あんまり・・で終わった。

先月の例会もあまり良い結果とは言えない、と思って帰宅。ブログにもそれを書いてしまった。
でも、実は主宰の特選に入っていたのだ。次の句会で出席者に渡す句会報は、私が作っている。何日かたって作る作業をしよう、と、その主宰の原稿を見たら、あら、私の句に◎がついている・・主宰が句会で言い忘れていたのだ。自信のあった句なのでせめて並選でも、と思っていた句、これは嬉しかった。
今日もちょっとだけ自信のある句があったのに・・でも、選んでくれた人が何人か居たから良しとしよう。

秋蝶の坂をさまよふ駿河台  KUMI
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