KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会・薔薇園

2016年05月26日 | 俳句
昨日の話です。
最近は、何だか気力が失せてその日のうちにブログを・・が出来なくなってしまった。

2ヶ月休んだ、私にはメインの吟行句会、5月は恒例の生田緑地の薔薇園へ行くことになっている。今年はどこへも花を見に行けなかったので、日を開けておいた。曇天でしかも風が強くて、薔薇も大分傷んでいるのが目だったけれど、ともかく花は満喫。いつもの年よりも早く開花してしまったようだ。
スマホで適当に撮ってみた。案外写真になっていてびっくり。











散った花びらもまた、風情のあるもの。


薔薇園を下りて駅近くの句会場へ行く途中の遊歩道も、よく手入れされた薔薇を楽しめる。


実はこの薔薇園、春と秋の期間限定の開園。元々は駅名だけ残っている向ヶ丘遊園、という大きな遊園地の奥にあった。でも、首都圏に色々なテーマパークが出来て、遊園地は廃園になってしまった。薔薇園だけは、もったいないので地元の人たちの力で残されて、ボランティアの方々が世話をしている。それにしても見事な薔薇園。
一度カメラだけで訪れたい、と思いながら、まだ実現していない。
昔、実家が小田急線沿線だったので、遊園地にはよく行ったけれど・・

さて、午後の句会。
薔薇の句は本当に難しい。
かなり前、こんな句を作って、主宰にも認められて、この薔薇園での私の最高傑作?
  薔薇の棘ほどのこだはりかと思へ  KUMI

句数はいくつ出してもよい句会、でも、私はいつものように10句しか出せなかった。
平均すると一人13句くらいだった。いつものことながら、15句以上も出す人が居る訳で。
句会の結果は、2月以来、なかなか俳句の頭にならない日々が続くことを思えば、まあまあの成績だったかな?
とはいえ、またもや薔薇の棘、を句にするとは・・ 

びつしりと棘ある薔薇の真くれなゐ  KUMI
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金魚草

2016年05月24日 | 暮らしのつぶやき
天気 薄曇

ベランダに金魚草が咲いた。
去年の秋に昭和記念公園へコスモスを見に行ったとき、出口のところでアンケートに答えポピーと金魚草の種を貰った。説明書のように秋の終わりに蒔いたら、プランターに蒔いたポピーは芽が出なかった。公園にはあんなにたくさん咲くのに、何で??という感じでがっかり。
金魚草の方は、忘れた頃に芽が出た。半信半疑で水を遣っていたら、今日になってようやく咲いてきた。今年の春は近くの昭和記念公園にすら行けない悲惨な毎日だったから、本当はポピーを期待していたのに。

一日出かけると、翌日は疲れが出て、家を出たくなくなる。今日はそんな一日でどこへも出なかった。掃除洗濯で半日が終わってしまう。書かねば、という手紙も書かずに終わりそう。
何をするにも時間がかかるようになってしまった。暇が出来ても、以前のようにカメラを持って出かける、なんて出来るような元気が出るかしらん?

金魚草咲かせつつましき暮らし  KUMI
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白い露草

2016年05月23日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

白い露草が、わが家の(マンションの)敷地で十薬(ドクダミ)と花を競っている場所がある。珍しい、と言う人も居るけれど、この花、露草とは全く違うようだ。
トキワツユクサ、と言って外来植物なのだ。小さな花で、スマホでは捉えきれなかった写真。でも、可愛いので十薬と同じく私は好き。

今日は突然のような夏日で、しかも蒸し暑くて、さすがに私も暑い、と思った。
姉の病院~姉の自宅~と、トライアングルで回り、JR・京王・小田急線と色々な電車に乗って、多摩川を何回渡ったっけ?
疲れたけれど、多摩川の河原に押し寄せる緑を眩しむことが出来た。
昨日のTVで、多摩川の鮎の遡上の話を見た。また、奥多摩の天然鮎を食べたいけれど・・今年は無理なこと。

万緑の中一筋の大河かな  KUMI
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句会・大久保

2016年05月21日 | 俳句
天気 晴

写真の、茅花(ツバナ)とは関係のない一日ではあるけれど、写真がないので。
「茅花流し」という季語がある。今頃の、ツバナの穂をなびかせる湿った風のことを言う。公園のツバナを見て何とか句にしようと思いながら出来なかったので写真のみ。

大久保の俳句会館での勉強&持ちよりの句会。
今週は、申し訳ないが姉のことは忘れることにして、自分の暮らしに精を出すことにしたので、2回も句会に出ることが出来た。数少ない句の中から何とか5句を推敲して出句した。結果はたいしたことなかったけれど、句会に出られるのは幸せ。
でも、動悸息切れの体調は今ひとつ。来週循環器の検査があるので、それまで我慢我慢、だ。

今日は6人出席、遠隔地からの郵便の参加が2人。5句×8人分はちょうど良い数の句会で、突っ込んだ批判も出来て、刺激になった。
今日の得点句に出た季語・ 若葉 黒揚羽 竹皮を脱ぐ 涼し 卯の花 薔薇 麦の秋 薄暑 などなど。若葉の句が幾つかあって、この時期ならでは、だった。
 

その前に、昼食は、いつものように大久保駅に近いカフェで。
月1回しか行かないのに、先月もその前もカフェで出会ったオバアサンが居る。私もオバアサンではあるけれど、そちらはもっとオバアサン・・に見える。
そのオバアサンになぜ目が向いてしまうかというと、テーブルにスポーツ紙と競馬予報紙らしきものを広げ、鉛筆で何やら書き込んでいるのだ。う~ん、凄い。私も若い頃にちょっと競馬に興味を持った。でも、このオバアサンは競馬が趣味のようで。
人生色々。来月も会うかもしれない。
と思いつつ作った句、句会には出さなかった。でも、この句の方がボツになった句よりも良かったかしらん?

鉛筆と競馬新聞アイスティー  KUMI
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富士山とヒトツバタゴ

2016年05月20日 | お散歩写真
天気 曇一時晴

ようやく時間を作り、我が家の墓参りに。4月と5月に義父母の命日が続くので、連休の前後には必ず行くのが、今年は・・ともかく2月以後は自分のことは後回しの暮らしが続き、遠出するのも今年初めてになってしまった。

晴天のはずが何だか空は雲がいっぱいのような天気、富士山は見えないかも?と思ったら、中央道からはぼんやりと(上の写真)見えてきた。

で、御殿場からの富士山。


墓参を終わって帰ろうとしたら、車から、霊園の入り口付近に真っ白な大樹が2本見えた。??と思い、引き返してみるとヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃ、とも言う)の木だった。何十年と墓参していて、ここに木のあるのを知らなかった。いつもの年よりも遅く来たので、ツツジが終わり、新緑だけの中にこの花が咲いていたのだ。




ズームレンズでは木が入りきれないので、全体はスマホで撮ってみた。
こんな大きなヒトツバタゴの木は初めて。しかも、こんな満開状態も初めて見た。


どこかへ寄ることも出来たけれど、私の体調も良くないし気分的にも楽しめないので、帰路はいつも行く日帰り温泉に寄ってお終いに。
行楽の時期をちょっと外れた温泉は、ガラガラだった。温泉の隣りにある道の駅からの富士山。露天湯からも同じように見える。


富士山に真向かふヒトツバタゴの花  KUMI
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