KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

ユリの木

2016年05月19日 | お散歩写真
天気 晴

午前の早い時間に太極拳で、その会場が公園のそばなので終わったあと、久しぶりに公園へ。
そして久しぶりにカメラを持参した。目的は何本かあるユリの木の花。
でも、大分咲き終わった花もあり、しかも目線に咲いているものがなくて写真にはならなかった。何しろ大きな木だ。カメラレンズは広角を持っていかなかったのでスマホで。


ヤマボウシも、この公園には目線で見えるところに咲く木がある。我が家の前は、花を上から見下ろすばかりで。


今年は、紫陽花が早く咲くのだろうか。もう額紫陽花が咲き始めている。


あれこれと忙しない毎日を送っている間に、すっかり初夏もすすんでしまった。

首痛くなるゆりの木の花見上げ  KUMI
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卒業検査

2016年05月18日 | 病気のこと
天気 晴

写真のように、からりと晴れてお出かけするには申し分のないお天気。でも。写真は病院です。

せめて散歩に行きたいところを、今日は乳がんの10年目の「卒業検査」の日。
他のがんは、3年とか5年で再発転移がなければ卒業・・でも、乳がんだけは10年かかる。もう10年になるの?と思ったり、やっと10年になった、と思ったり、フクザツだ。再発転移しやすい細胞だったので、何度も疑われ、あれこれと検査して、何とか今日に至った。
とはいえ、放射線治療と強い抗がん剤の影響で(と言ったのは、循環器のドクター)心臓が壊れたみたいだから、卒業してもあまり嬉しい訳でもない。

朝の9時から採血・CT・エコー検査、採血は、細い血管になかなか針が命中せず、やり直し。いつものこととはいえ、痛いです。
で、フルコースの卒業検査も、今日はレントゲン(マンモグラフィー)はパス出来た。ペースメーカーがあるから、手術した右しか検査出来ないし、今日はCTが加わっているのでいいだろう、という主治医の判断になったのだ。
しめしめ、何がいちばん厭かといって、マンモ検査のあの痛さは、毎年していても慣れることがない。

という検査を終えて、朝食抜きだったので病院内のカフェで食事をして、帰宅したらもう昼になっていた。
歩いて10分の病院だから恵まれている。遠かったら一日仕事になってしまう。
検査結果は来週になる。卒業出来るかな??

病院の窓かがやかす新樹かな  KUMI
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若葉雨

2016年05月17日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨のち曇

今は止んだようだが、朝から雨で陰鬱な一日。何もする気になれず家に籠ってしまった。

写真は、昨日の整形外科への通院の途中にある公営住宅の前庭の薔薇。
ここは、小さな薔薇園のようになっていて、手入れをしているのは元有名薔薇園の庭師だったというご老人。私が通院し始めた30年近く前から咲かせているので、ご老人もかなり高齢なのに、元気で手入れをしている。薔薇園へ行く余裕のない今年は、楽しみにしていた。
金網越しなので、写真もなかなか難しい。スマホの方が旨く撮れる。

整形外科へ行くといっても、治療はしてもらえない。貼り薬を貰うだけ。
ペースメーカーを入れたら、電磁波が器械の敵なので、リハビリ室への出入りは禁止された。電気治療ではない、頸椎の牽引だけをしたいのだけれど部屋には電磁波が飛び交っている。
一応、一級障害者になったけれど「元気に暮らせるのだからその必要はないのでは?」と言う人も居る。
けれど、今の世の中、電磁波が飛び交っていて油断が出来ない。電車へ乗ればスマホ見て居る人ばかり。器械にくっつけなければ問題はないけれど、満員電車ではそんな人を避けられる保証もないから、ラッシュ時の電車には怖くて乗れない。
自動車の開閉キイの電波も受けないように気をつけねばならない。
大型電器店や書店などの万引き防止のゲートを通るときは「真ん中を通り、立ち止まらないこと」と言われている。空港の搭乗検査ゲートを通るのはご法度。
左腕に過度の負担をかけてはならない。先日、本気でラジオ体操のマネをしたら、器械のまわりに痛みが走ってぞっとした。
お風呂は、器械を長時間湯に漬けてはならない・・つまり、首までどっぷりと入るのも禁止。
などなど、制限が結構あって不自由だ。
壊れてしまった心臓に付けた「補装具」みたいなものだから、規模は小さくても、下肢障害者にとっての車椅子と変わらない訳で。

おまけに、最近はすぐに息切れ・動悸がして疲れやすくなった。普通に運動はしても良い、と言われていても、以前のようには早足で歩けない・・トシの割には歩く速さには自信があったのに。これは、ペースメーカーのせいではないかもしれない。

下校児の声の明るし若葉雨  KUMI
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吟行句会・向島百花園

2016年05月16日 | 俳句
昨日の話。昨夜は疲れてブログを書く余裕がなかった。ダメですねえ、最近は、すぐに疲れが出てしまう。

本当に久しぶりの吟行句会。句会は隔月なので、その句会の3月が最後だったかも・・ともかく、行けることになったので9時に家を出て、10時半には到着の予定。いそいそと出かけた。
ところが・・中央線、三鷹まで到着したら「ナントカカントカで快速電車は上下線で運転を取りやめました」 ご冗談でしょう、楽しみにしていた吟行句会に行けなくなるの~~
でも救われる方法が。並行して走る各駅停車の方は正常運転という。三鷹駅始発なので、パッと下り隣りのホームに移動した。結局、その電車が新宿を過ぎてから運転再開したというので、私の行動は正しかった。
けれど・・快速よりも時間、かかります。到着したら11時近かった。
新緑の溢れる園内は、とこかく眩しくて、気分だけはうきうきと。

そんな訳で、午後1時半からの句会までに10句を作るのには至難のわざ、しかもこのところ俳句なんて一日一句をブログ書きながら作る・・みたいな暮らしだった。頭が俳句になるかなあ??
と思い、亀戸でバスに乗る前に駅ビルで適当にお弁当を買った。このお天気、食べながらでも作れる。
これが大正解だった。弁当はこんな箱に入っていて・・


開くと具の多い小さなおにぎり.つくねや卵焼き、などなど。しかも、器が深いので食べこぼすこともない。


少食の私にはちょうど良い量の行楽弁当だった。緑陰のベンチで、新緑の庭の向こうにスカイツリーを眺めながらいただいた。満足満足。ちなみに、税込900円近くとお安い贅沢だった。

何とか10句は作れそう、と思い、ちょっと写真も。
桜の実と、ユスラウメの実と、卯の花と。卯の花が園内のあちこちに咲いていた。






久しぶりだったけれど、句会もまあまあで、まだ俳句の作り方は忘れていなかったようだ。

草々を抜きん出てゐる小判草  KUMI
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阿吽

2016年05月14日 | お散歩写真
天気 晴

昨日の続き。上の写真、塔の前は、大木の花楝(おうち=栴檀の花)が満開で良い匂いを放っていた。

時間的にはあまりゆっくり出来なかったけれど、境内だけ一周した高幡山金剛寺(高幡不動尊)、不動尊は国の重要文化財、不動堂の中は撮影禁止・・でも境内は自由だ。
山門の仁王様がいつも気になっていて、一度カメラを向けたものの、細かい目の網に囲まれていて一眼では捉えられない。邪魔な網、でも鳩除けだから仕方がない。
昨日は、スマホしか持っていないので、試しに網目にスマホのレンズをくっつけたら写真になった。




なかなか良く撮れていてしめしめ。
家のそばの、武蔵国分寺の薬師堂にある仁王門の仁王様も、この方法なら撮れるかもしれない。今度挑戦しよう。

紫陽花と紅葉で有名なお寺、今は新緑真っ盛り、今年は紫陽花が1週間早く咲きそう、と境内の張り紙に書いてあった。
山紫陽花がみごとな境内、原種に近い小さな花の紫陽花がたくさん植えてある。
もう、咲き始めたものもあった。


茶室の入り口には鉄線花。


境内には虚子の句碑その他、句碑が色々ある。その中でいちばん目立つのが鍵和田ゆう子さんの有名なこの句碑だ。(ゆう、の字が変換に出てきません)


結社「未来図」の元になった句。わが師に劣らない大俳人です。
姉は、鍵和田さんの大学の同じ学部の2年後輩になる。私が俳句を始めたとき「紹介するわよ」と言われて慌てて断ったことがあったっけ、と思い出した。

夏つばめ仏足石を掠めけり  KUMI
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