KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会・武相荘

2018年04月25日 | 俳句
天気 豪雨のち一時晴

朝、家を出るときに大雨警報。電車はとくに遅れていなかったのでともかく出かけた。鶴川駅で同行の句友と待ち合わせ、タクシーで武相荘まで。
健脚の人たちは別のコースのアップダウンのある里山の方へ行くことになっていたので、この大雨の中をどうしたかしらん?と思いつつも・・こちらはアップダウンの苦手な体力の者たちで建物のあるコースを選んだ。
白洲次郎・正子夫妻の生涯愛した里山の家。


雨がだんだん弱くなってくれたものの、外をあまり歩けないまま、消化不良の吟行になった。
という原因に、私の個人的な「失敗」があり句友にも迷惑をかけ、私自身も俳句に打ち込めなくて・・
という一日。なんだかとても疲れた。
「失敗」のことはもう解決したので省略。

それでも午後の句会に11句を出すことが出来て、句作に集中できなかった割には、まあいいか・・の結果だった。

茅葺の雨の明るし柿若葉  KUMI
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富士山麓

2018年04月24日 | 旅行
昨日の話です。

昨夜、少しだけアップしようと思って書き終ったつもりが、なぜか記事が全部消滅した。バックアップ機能があるのでいつもならそれが使えるのに機能しない。
仕方なく、寝てしまった。

で、今日ゼロからの話。

いつもこの時期に、我が家の墓参りに行く。秋の彼岸と、義父母の命日が4月5月なので。義父が余命いくばくもない時に買った墓なので、遠いからと文句も言えない。週日なら車で片道2時間くらいでもあり、富士山麓なのでドライブを兼ねて。天気が良ければあれこれと行く所は多いし・・でも、昨日は、朝の上の写真を河口湖インター付近で撮って以後、富士山は雲にお隠れになってしまった。

霊園で、ちょっと用があって管理事務所で話し込んでいたら、昼食時間になってしまった。
いつもなら他の場所で摂る昼食、仕方なく霊園の食堂で。
「しらす丼」というのがあって、ああそうか、ここは静岡県だった、と知らされた。中央道を山梨から行くので静岡県、という認識がなくなっていた。


まさに駿河湾の味。沼津までそう遠くない距離なのだ。今年はシラスが不漁とかで、我が家の方では結構値が高いのに、何ともぜいたくな量がご飯の上に山盛り。こんなにたくさんの釜上げシラスを一気に食べたことがない。ご飯は残したものの、シラスは全部いただいた。値段も、ほどほどだった。

富士山が見えないので、あとの楽しみは鳴沢のミツバツツジの群落を見ること。
去年も同じ時期に行って、まだあまり咲いていなかった。ところが・・今年は早かった。いつもならGW明けくらいの勢いで満開だった。












ここの道の駅の駐車場脇に展望台がある。まさに富士山が巨大に見えて、圧倒される。但し見えれば、の話。薄日は差しているのに富士山は裾野すら見えなかった。


日帰り温泉の露天湯からも同じように見えて、富士山が覆いかぶさってくるような気分になる。露天湯であとから入ってきた二人連れが「富士山、どこに見えるのかしらねえ」と。
思わず「ここから、目の前にど~んと見えるのですよ」と教えてしまった。
楽しみに遠くから来た方には、気の毒な日だった。

潮の香の溢るるやうに白子丼  KUMI
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉄線花

2018年04月22日 | お散歩写真
天気 晴

昨日よりも暑い日になり、このまま夏が来る?と慌てたくなる。でも、明日は10℃くらい下がるという。エレベーターのように上下差の激しい気温、体調が・・。今日のところは何事もなさそうだ。
買い物に出て、またいつものお宅の庭からはみ出た花を写させていただく。誰か庭に居れば断るところだけれど、なぜか居るのに出逢わない家なのだ。鉄線花が、まさに鉄製の垣根に咲く。クレマチスかしらん?日本古来の鉄線花は向島百花園に咲くけれど、これよりも花びらが小さかった気がする。育てたこともないし、よく解らない。
この家のお隣でも、咲かせていた。この花は夏の季語。今が咲き始めで花期が長いのでこれは納得できる。


明日は遠出するので、今日は家で体力温存。何しろ、一日出かけると次の日は疲れる。今年になってから、とてつもなく体力が低下した。めえちゃん入れた直後の方が元気だった。2年間の、自分の意思には関係ないことに悩まされて振り回されて、かなり心身を消耗し老化が進んだ、と、つくづく思う。

門固く閉ぢたる家や鉄線花  KUMI
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

句会・大久保

2018年04月21日 | 俳句
天気 晴 

夏のような気温で、一体春はどこへ?でも湿度が低いので25℃越えらしかったけれど私には快適だった。
俳句文学館での勉強会&句会。会館の玄関の飾り棚には小さいけれど立派な兜が飾ってあった。季語先取りだから、もう端午の節句の飾りになったようだ。

あまりにも季節が先へいってしまい、春の季語を使っての句作がなかなか出来ない。先取りしていいのだから、もう初夏に頭を切り替えようか、とも思う。
行きの道端に昼顔が咲いていてびっくり。まだ蔓も伸びていないのに花だけが一人前だった。


さて、今日は8人+郵便の投句一人。良い句が多く、最高点は6人の点の入った句があった。季語は「梨の花」だった。我が家の方でも、多摩川梨がかつては産地で、今も少し残った梨畑が電車から見える。梨の花は身近なので、私も共感出来る句だった。
かなり前に私の作った主宰選の句。房総半島には高い山が全くない。梨は、ふるさとの隣の市が産地でもある。

    ふるさとの山みな低し梨の花 KUMI

今日は・・私の句は良いところなし。出す句を間違えたかな、とも。仲間の選句力は信じているので〇さんだけは選んでくれたので良しとしよう・・という3句が救われた。
今日、無点だったわが句。読み返しても駄句は駄句。

茎立や元気装ふ老夫婦  KUMI
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Me too

2018年04月20日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

写真は、3年前の今頃行った三春の滝桜。終わり近くてあんまり綺麗とは言えない姿になっていた。今頃がちょうど良いだろう、と推測したが裏切られた。今年はかなり早く咲いてしまったらしい。
福島の親戚を訪問がてらのドライブ・・もう、夫婦でこんな遠距離ドライブは行く機会もないだろう。

日本はこれでいいの?という問題山積みのイライラする政府、とどめのような官僚のトップのセクハラ事件に唖然・・のこのごろだ。
オジサンの意識は、私が若かった半世紀前とちっとも変っていないようだ。若い女性を下ネタでからかって、厭な顔をするのをニヤニヤして。私もどんなに厭な目にあったか。女性にとって厭なことは、今も昔も変わらない。昔はセクハラ、なんて言葉がなかったから諦めて我慢していただけのこと。
ただ、今は昔よりも声を上げることが出来る。それを受け止めてくれる社会は出来つつある。違うのはそれだけだ。エリート官僚の頭の中が半世紀前と同じということにただただ呆れる。
・・という、この1週間だった。

春陰や鯉を眺めて去る男  KUMI
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする