KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

皐月富士

2019年06月16日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

昨日の大雨で空が洗われたようで、朝起きたら空と富士山が眩しかった。
まさに皐月富士。今がちょうど旧暦の五月の半ば。少し雪の残った今頃の富士山が見えるのは珍しいことだ。

昨日の気温から10℃は高くなったようで、夏らしい一日になった。
あまりの気温差に体がついていけないような・・でも、今日は湿度が低いせいかさほど気分は悪くない。ただ、風が強いので出かけそびれて家に籠ってしまった。一日出かけるとその翌日は用でもないと出ることが面倒になる。

外へ出られない猫の絵を作った。私は出られる身なのだから明日は頑張る。


雲一朶従へあをき皐月富士  KUMI
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句会・大久保

2019年06月15日 | 俳句
天気 雨 一時豪雨

大久保の俳句文学館での句会。梅雨寒の上に大雨になり、ぐしょ濡れ状態で会場に到着した。そんな訳で写真を撮る余裕もなく、去年の紫陽花を拝借。

大雨のせいだけではないと思うが、出席者が5人プラス遠隔地からの郵便での投句一人、という6名分だった。結社誌を読んでの勉強に続き、句会。少ない人数なので、殆どの句を話題に出来るのが楽しい。紫陽花があちこちに溢れる時期なのに、紫陽花の句はあまりなっかった。

メンバーのうち、二人が、今月号の巻頭20句のうちの上位に入った。巻頭次席となった句友の句
   相槌を打ち春愁の深まりぬ Rさん
昨年、奥さまを突然亡くされてかなり辛い思いで一人暮らしをされている。その思いの汲まれた句で、事情を知っていると句の深い思いに胸が詰まる。主宰も絶賛。
もうお一人の句は・・今日は欠席されたが
   焼鳥も買つて鶯餅を買う  Tさん
自由闊達に句を詠まれる方。いつも、あんまり句作に力こめて、という風のない飄々とした句が楽しい。
勉強会では、そんな話題もあったので、話も弾んだ。

私も、この数年は巻頭にはほど遠いし、結社誌5句投句のうち4句を主宰に選ばれたのは久しぶり・・1年半ぶりくらい・・だった。乏しい句数の中からの投句で、4句を選ばれたのは嬉しいこと。最近は主宰の選が辛いから、実力者でもなかなか4句は選ばれないのだ。
   囀りのとどく病者の住む窓へ  KUMI
四苦八苦の句、3月初めの投句だったから、私はインフルエンザと気管支炎に苦しみ、夫は治療のために入院しているという時期だった。「苦し紛れ」に出来る句の方が、良いのだろうか。仲間に褒められて、つくづくそれを思った。

今日は、私の句は今ひとつ・・の結果だった。
今日の佳句になった句に使われた季語
髪洗ふ・梅雨いろいろ・藻刈舟・枇杷・沙羅の花、などなど。

犯人の潜む頁の梅雨湿り  KUMI
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梅雨晴間

2019年06月14日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴のち曇

昨日と今日の午前中は申し分のない晴天だった。夏椿が毎日たっぷりと咲いている。
残念ながら、昨日は夫の病院での検査・診察に付き合って、お散歩は病院の往復のみとなった。病院の前で仰いだ空。


今日は午前中だけ晴れて、でも今夜からは又、梅雨に戻るのだという。明日は大荒れ?とか。今月唯一参加できる句会の開催日で、行けるかどうか、明日になったら考えよう。
一日晴天が続くと、紫陽花はたちまち生気を失う。なので、今日の紫陽花は、パズルゲームの作品。これは、簡単に10分ほどで出来てあいまった。


ついでにmこんな風景も。


カルガモのヒナ、昨日、公園まで行った夫の話では、新しい「出産」はまだないらしい。毎年、三組くらいの親子が実現するので、まだこれからに期待しよう。

梅雨晴やペダル漕ぐ子のヘルメット  KUMI
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紫陽花寺の思い出

2019年06月12日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇一時晴

梅雨の一休み?
紫陽花でも見に行くにはとっても良い日。でも今年は色々あってちょっと無理かも・・
と、カメラを持って写真三昧の時間を過ごした去年の6月の写真を、最近はパソコンのトップに入れてながめている。、多摩の紫陽花寺・高幡不動尊の写真、去年は結構良いものがおおかった。

行けども行けども紫陽花の道は紫陽花だらけ。でも去年行ったときはまだ毬咲きは早くて、私の好きな山紫陽花のいちばんきれいな時だった。
下の写真は、下から眺めて撮ったもの。雨上がりで足元が悪いので、奥の方までは行かなかった。でも20年以上も前には元気だったので、この時期に上の方まで行ったことがあった。
職場で一緒だった10歳上の先輩と。彼女は山歩きをしていたし、還暦を過ぎてもとっても元気で、少しの登りくらいは平気で。あちこち、一緒に出掛けたが、今の私と同じ年齢でかの世の人となってしまった。


紫陽花寺の写真を見るたびに思い出す。
その日、蒸し暑くて、でも私は襟のある上着を着ていた。彼女は、襟ぐりの開いたサマーセーターで。お寺の紫陽花だから、山道まで行くとは思わなかったのかもしれない。
そんな道で、彼女が、キャッと声を上げて首筋を手で払った。何かと思ったら、小さな毛虫が首へ落ちてきたのだ。虫嫌いの私は「もう下りましょ、気持わるい・・」と慌てて山道を境内まで下りた。

その数日後、彼女から電話。首筋が腫れあがり、皮膚科へ行ったり大変だったという。
「やっぱり、山歩きの恰好をして行けばよかったのよね、油断したわ」
と言っていたけれど、彼女には初めての場所。誘った私は虫対策の必要な場所と知っていたから、それを言わなかった私の方が悪かったのだ。今も、思い出すとごめんなさい、と言いたくなる。

もう、彼女と行った境内の山道の奥の奥まで行く元気は私にはない。

紫陽花の寺の声明朗々と  KUMI
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夏椿

2019年06月11日 | お散歩写真
天気 晴のち曇

夏椿が咲いてきた。今年は蕾が多いので、毎日咲きそうで楽しみ。今日はスマホで撮れる高さに咲いてくれた。


この時期は、あちこちに紫陽花が咲いているから、夏椿を見上げる人はあまり居ない。紫陽花も好きだけれど私はこの花も好きだ。
今日の紫陽花は、「隅田の花火」という名の付いた、最近増えてきた花の一種。


午前中は、気温が4月ごろという爽やかな陽気だったが、午後には少し蒸し暑くなった。今夜はまた雨になるようだ。予報を見なくても、体調で解る。最近は気象病もだんだん世に承認され始めたようで、ネットのニュースなどに出ていたり。私よりも辛い人がたくさん居るのだろうと思う。

花南天赤子泣くこゑ洩るる家  KUMI
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