回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

国旗

2020年05月05日 08時43分43秒 | 日記

国旗といえば、オリンピックの開会式行進で使用されるほか、ニューヨークの国連本部前に林立する加盟国の国旗の延々と続く列が壮観。ブリュッセルのEU本部前の加盟国の国旗の列も(最近、イギリス国旗が抜けてしまった)。このほかに、直線道路の両側に飾られる国旗、例えば、ロンドンではアドミラルティ・アーチからバッキンガム宮殿の前のビクトリア女王記念碑の間のマル(The Mall)に掲揚されるもの、シャンゼリゼ通り、銀座1丁目から8丁目までの中央通りの街燈に掲揚されるものなど、青い空を背景にすると見た目にも美しい。こうしてみると実に様々な意匠の国旗があり世界の国の多様性が感じれる。日の丸はもちろん、ユニオンジャックや三色旗、星条旗に五星紅旗など、それぞれの国の生い立ちや歴史、込められた思想に思いをはせることも出来る。今思えばほほえましい限りだが、子供のころは国旗と国名を覚えるのが楽しくてどれだけ覚えられたか友人と競っていたこともあった。

日本では祝日と国旗の縁が深いように思う。かつてはどの家もそうだったのだろうが、自分の家にも分厚い日めくりカレンダーがあって毎日それを破るのが子供の仕事だった。この日めくりカレンダーは、祝日には日の丸を交差した特別なデザインが施されていて一目でそれと分かるようになっていた。そしてその日が来ると家中がなんとなく華やかな気分になったものだ。この日めくりカレンダーは透けるほど薄い紙でできていたのでうっかりすると二日分破り取ってしまい、あわててセロハンテープでつけなおした記憶もある。

この写真の日の丸は10年ほど前、明治神宮で買ったもの。2012年のロンドンオリンピックの際には、女子サッカーや柔道、体操の応援に持って行った。今、祝日には玄関横に国旗を掲揚することにしている。玄関が庭の少し奥まっているところにあるので、通りからはそれほど目立たないかもしれない。ほぼ満開の桜を背景にして。

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