缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

キャンドイッチ缶、出現

2012-06-03 19:22:15 | パン、ケーキ類

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何と、サンドイッチが入った缶詰
それで“缶"ドイッチとダジャレなのだ

 ハリウッド映画など観ていると、学生が
「あたしサンドイッチ作るわ」
 なんて言って、キッチンに立つ場面が出てくる。
 どんなサンドイッチを作るのか。具は何を使うのか。
 こう思って眺めていると、彼女は食パンにピーナツバターをべたべた塗り、それをもう1枚の食パンで挟んで
「さあ出来た」
 こう、のたまう。
 出来た、って。あんた。
 そんなのサンドイッチとは呼べないでしょ。
 しかし、これは特殊なケースではないらしい。同じように、ジャムを塗っただけのパンでもサンドイッチと称している。
 そんな大雑把、かつ大らかな米国から、何とサンドイッチ入りの缶詰が届いた。
 贈り主は缶詰仲間のSotomichi氏である。
 この方はいつも、面白い缶詰を見つけては教えてくれるという、非常に奇特な人だ。




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 さあ開缶!
 サンドイッチ用のパン、スプレッドなどが、雑誌の付録のように詰まっている。
 そうか、サンドイッチがそのまま入ってるわけではないのか。
 缶も、上下はアルミだが、側面は段ボール紙製だ。従って、密封したのち加熱殺菌しているわけではないから、定義的には缶詰でなく缶入り食品ということになる。




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中身を並べてみる。このほか脱酸素剤も入ってた




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ピーナツバターとグレープゼリーの中身
スクイーズ式容器は手も汚さず便利だ




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サプライズで付いてるさくらんぼキャンディー
溶けて包装に貼りついてる(すごくマズかった)




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コッペパン的パンはしっとりじっとり、油っぽい
これを付属のナイフでタテに割ってスプレッドを塗る




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 かくのごとし。
 例のアメリカ女学生に言わせれば
「さあ、サンドイッチが出来たわ」
 ということになる。
 何はともあれ、ひと口...。
 まず、ピーナツバターの油っこさが舌に乗る。それもサラダ油的な油っこさ。我々が馴染んでいるあのピーナツバターのべっとりしたコクは感じられない。
 グレープゼリーは、デザートで食べるゼリーみたいなのかと思ったら、そうではない。
 ブドウジャムと言っても差し支えないお味である。決して悪くない。
 そしてパンがまた、じっとり油っぽくて、独創的な食感を追求したのだと思われる。
 原材料表記がすごい。パンだけをとっても

 強化漂白小麦粉、大麦麦芽粉、水、椰子油、グリセロール、イースト、塩、ショ糖エステル、生地改良剤(デキストロース、小麦粉、ジアセチル酒石酸、アスコルビン酸、アミラーゼ製剤、Lシステイン塩化水素・・・

 このあとまだ続き、さらにピーナツバターとグレープゼリーの表記も続く。
 翻訳するのが面倒なので、今回は原材料表記はパスしようと思う。
Sotomichiさんの記事には全部載ってます)
 添加物が大嫌いな人が見たら卒倒しそうな表記であります。
 でも、それを隠すことなく記しているのだから、食べたくない人は遠慮すればよし。食べたい人は食べればよし。
 すべて世はコトもなし。




 内容量:144g
 原産国:米国(Markonefoods





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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
とてもアメリカチックね。 (albbro4)
2012-06-04 03:53:55
とてもアメリカチックね。
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albero4どの (はやと)
2012-06-04 08:22:55
分かりやすいのです
返信する
皆さん素早いレポートですね^^ (こば)
2012-06-09 17:29:02
ワシも頂いたのですが、もう少し寝かせてからにしようかな(笑)

米軍のMREにもこの手の長期保存パン(レトルト?)が多くなりました。

ところでこちらhttp://wpb.shueisha.co.jp/2012/04/04/10617/
の記事に缶詰博士の名前が出ています。
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こばどの (はやと)
2012-06-11 14:53:30
あのいなばのタイカレー缶は、本来はツナ缶なのに、カレー缶として評価が高まってるようですね。
新しいイエローバージョンを見たような気がするけど、あれはマボロシだったのかな。
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アメリカ人の食に対する考え方は、日本人には理解が難... (KAZU)
2012-06-21 15:17:01
10年以上も前のことですが、仕事で2週間ほどアメリカに滞在した事があります。

先方の宿舎で寝起きし、三度の食事も全て先方が宿舎に届けてくれるという、楽ちんな生活ではありましたが…

出される食事は全てsandwich。

8枚切り食パン程の厚さのパンに、少し酸味のある何かのソースが塗られ、オレンジ色をした何かのスライス・チーズがサンドされたsandwich。

いや、決して不味くはないんです。
不味くはないのですが、朝昼晩、毎日がコレなのです。
せめてソースを変えるとか、チーズをハムに変えるとかしてほしいのですが、3日…4日…

ず~っと、全く同じsandwich…

さすがに音をあげ、昼食だけは、先方の本部食堂で食事するよう調整しました。
メインの料理はチキン オア ポーク…パンにサラダ、スープ。

呪いのsandwichに辟易していた私には、涙が出るほど美味しい料理でした。

美味しい料理に感激した翌日、ワクワクしながら食堂に。
チキン オア ポーク…パンにサラダ、スープ。

翌日…チキン オア ポーク…パンにサラダ、スープ。

翌翌日…チキン オア ポーク…パンにサラダ、スープ。

これ以上は語りますまい。

どこかに移住することになっても、アメリカだけは願い下げだと思った私でした。

あ…そうそう。

滞在中に、スーパー・マーケットで綺麗なキャンディーの缶詰を購入し、食べてみました。

一粒食べましたが、残りはゴミ箱行きになりました。
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KAZUどの (はやと)
2012-06-21 15:56:25
苦難の経験がおありなんですね。
ふにゃふにゃスパゲッティの缶詰もよく売れているようですし。興味が尽きない国です。
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