庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

カリンとキカラスウリ

2006年12月29日 | ガーデニング
一気に寒くなりました。朝から雪が降っていました。目の前が見えなくなるくらい激しく降っていたかと思えば、風が強く吹いたり、急に日が差して青空が見えたりほんとに変な天気です。寒いです。雪は積もらずに溶けてしまいましたがアスファルトは濡れているので明日の朝は凍って滑りそうです、恐いですねぇ。

画像はカリンとキカラスウリです。カリンは義母が知り合いから貰ってきました。毎年薄切りにしてハチミツに漬け込んでシロップを作ります。義父はのどが弱くちょっとした刺激で咳が出るのでこのカリンシロップをお湯で割って飲ませています。義父はアルコールがダメなので果実酒では飲めないのです。
このシロップは身体に合うみたいで効くようです。
籠に盛って出窓にも飾りましたが香りがいいですね。
ずっと前にうちのカリンがたくさん採れた時に試しにジャムを作ってみようと思っていちょう切りにして砂糖と煮込んでみましたが硬くてなかなか思うようなジャムが作れなかったのを思い出しました。確かレモン汁を少し入れた瞬間に全体がとてもきれいなピンク色に変わった気がします。カリンではジャムはできないのでしょうか。それとも何かコツがあるのでしょうかね。本でマルメロの砂糖漬けがおいしいと読んだことがありますがマルメロだったら柔らかくなるのでしょうか。

手前の黄色い3個はキカラスウリです。同じような形でだいだい色の実はカラスウリですね。このキカラスウリも高い木や家の生垣などに絡んで昔はよく見ましたが最近は少なくなったのではないでしょうか。義父が釣りに使うとかで採って来たので見せてもらいました。割ってみるとスイカの種のような扁平なのがぎっしりと入っていました。この実や種も漢方では薬になるそうですね。実の汁は昔やけどやしもやけなどの炎症に効くと聞いたことがありますが使ったことはありません。
このキカラスウリの根からとったでんぷんがあせもなどの予防に使うテンカフンだそうですね。昔の人たちは本当に色々な植物を利用していたのですね。
コメント
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