晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

大栗峠ガイド 4/20

2019-04-20 | 上林たんけん隊

2019.4.20(土)快晴

 大栗峠の峠道が桜井さんたちの努力で整備され、一昨年には公の資金でもって山田道と和知側の道が整備された。八年前、各道を歩き始めた頃の様子からすれば雲泥の差がある。その当時は倒木と生い茂ったブッシュと分岐の解らない作業道の連続でまるで探検だった。今はおかげさまですいすいと歩けて道も迷わないように案内がしてある。しかし道というのは人が歩かないとすぐに荒れてしまう。整備するのは大変だけど、荒れるのはあっという間なのだ。桜井さんも整備を続ける後継者がないものかと心を痛めておられるが、なかなか思うように行かないようだ。わたしも桜井さんの真似はとても出来ない、それほど熱心に整備に取り組んでおられたのだ。
 そこで考えたのが大栗峠専門ガイドだ。峠道を守る最高の方法はいかに多くの人に歩いてもらうかだ。もう実効的用途の無くなった峠道は、景色や歴史や自然を楽しむ人たちがファンとなってリピートして歩いてもらうほかにない。大栗峠はそれに値する峠である。山田道、志古田道、弓削道、シデ山道などひとつづつ歩いても四回かかるわけだ。大栗峠の魅力は多くの謎があることだ。訪れるたびに新たな発見があり、また新たな謎が生まれる。そして何度も通っているとその謎が解けていくのだ。こんな楽しい峠は他に無い。そんな峠道をガイドできれば、峠道の保全の一助となることは間違いない。単発のイベントより根気よくお客様を案内することが峠道を守ることになるのではないだろうか。
 そんなわけで初めてのお客様を工忠君の企画で迎えることが出来た。
 
 大栗峠の地蔵様、これに感激しない人はいない。

【今日のじょん】舞鶴の小梅ちゃん2歳、じょんは出してくれ~と覗いているノダ。

コメント
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