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なでしこはグラウンドの中でも外でも凄かった!中国代表との違い歴然―中国紙

2011年09月07日 07時35分03秒 | ニュース
試合終了のホイッスルが鳴っても、中国代表の李霄鵬(リー・シャオポン)監督はベンチに座ったまま動かなかった。試合内容は満足いくものではなかったとはいえ、2-0で勝利したのだ。一方、選手たちも簡単に観客席に挨拶しただけで、うつむいたまま更衣室へと去っていった。勝利の喜びは微塵も感じられない。

だが、なでしこたちは全く違った。アジアで最も厄介な相手、オーストラリアを1-0でかろうじて破り、ついにロンドンに片足を突っ込んだ。試合終了後は全員でゆっくりと競技場をランニング。誰もがリラックスしている。11日間に5試合というハードな日程を乗り切るには、この切り替えが最も大事だと彼女たちは知っている。

試合後の監督インタビューでも違いは明らかだった。中国がタイに勝てたのも、実は相手のゴールキーパーのミスのおかげ。もし、ミスがなかったら引き分けていたかもしれない。それなのに李監督は「チャンスがきたら確実につかむ。これが強いチームと弱いチームの違いだ」と胸を張った。監督のこの“空威張り”にその場にいた記者たちはやるせない気持ちになった。

これに対し、佐々木則夫監督は3勝全勝という好成績にもかかわらず、これを自慢するようなことはなかった。それどころか、「まだあと2試合残っています。とにかく次の試合で良い結果を残すことしか考えていません」とあくまでも謙虚だった。

ミックスゾーンにおける選手の振る舞いも違っていた。会見終了後、記者たちは選手にインタビューしようと詰めかけたが、中国代表は馬暁旭(マー・シャオシュー)しか残っておらず、他の選手は早々にホテルに戻ってしまっていた。一応、試合に勝ったのだからもう少し話を聞かせてくれても良さそうなのだが。

一方のなでしこたちは、さすがは世界レベルのチームだとうならされた。澤穂希を除く15、6人の選手が一列に並び、メディアの取材を受けている。外国メディアのために通訳までつけていた。そのプロ意識に中国人記者たちも感心しきりだった。(翻訳・編集/NN)
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NY円、反落 1ドル=77円60~70銭で終了 対ユーロでは続伸

2011年09月07日 07時21分07秒 | 為替
6日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、3連休前の2日終値と比べ85銭円安・ドル高の1ドル=77円60~70銭で取引を終えた。欧州の一部諸国の債務に対する警戒感が一段と強まり、対ユーロでドルが大幅に上昇。対円でもドル買いが優勢となった。

 国債のデフォルト(債務不履行)リスクを取引するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、ギリシャなどの国債保証料率が急上昇した。欧州の債務懸念が強まり、ユーロからの逃避資金がドルに流入した。

 スイス国立銀行(SNB、中央銀行)が6日、対ユーロのスイスフラン相場に上限を設けると発表した。安全資産として資金の受け皿となっていたスイスフラン買いに動きにくくなり、ドル選好が強まった。ドル買いの流れが対円にも波及し、円は一時77円73銭と8月9日以来約1カ月ぶりの安値をつけた。

 この日の円の高値は77円08銭だった。

 円は対ユーロで5日続伸し、前週末比40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=108円65~75銭で取引を終えた。欧州の債務不安が再燃し、円買い・ユーロ売りが優勢だった。米株式相場の大幅下落を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に金利の高いユーロを売る動きが広がった。

 ユーロは対ドルで大幅に5日続落。前週末終値の1ユーロ=1.42ドルちょうど程度から1.40ドル台ちょうど前後に水準を切り下げた。欧州問題の先行き不透明感を背景にドル買い・ユーロ売りが進み、一時1.3972ドルと7月13日以来の安値水準をつけた。高値は1.4118ドルだった。

 ユーロの対スイスフラン相場は急伸し、前週末の1ユーロ=1.12スイスフラン前後から1.20スイスフラン後半まで下落した。SNBが1.20スイスフランよりスイスフラン高になった場合は無制限にユーロ買い・スイスフラン売り介入をすると表明したため、スイスフラン買いに慎重な雰囲気が広がった。

 スイスフランの対ドル相場は下落。前週末の1ドル=0.78スイスフラン後半から0.86スイスフランちょうど前後で終えた。
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