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海外で大反響!!人類の夢を叶えた日本製の1億円巨大ロボットに注文が殺到!?

2012年11月07日 07時57分10秒 | お役立ち情報
日本のエレクトロニクスメーカー「「水道橋重工」によって制作された、人が乗って操縦することができる巨大ロボット「クラタス」が海外で大反響を呼んでいる。
「クラタス」の生みの親は、鍛冶師・造形作家(鉄鋼アーティスト)として知られる倉田光吾郎氏。
倉田氏は「水道橋重工プロジェクト」を立ち上げ、ロボット操作用ソフトウェア「V-Sido(ブシドー)」の開発者である吉崎航氏の協力を得て、約2年半を費やして完成させた。
「クラタス」は、ボディ、2本の腕、車輪付きの4本足で立つ全身鉄製のロボットだ。
高さ約4m、幅約3m、重量約4.5t(移動速度は未計測)。
ボディ部分にあるコックピットに搭乗可能(定員1人)で、トランスフォームオペレーションデバイスと呼ばれるロボットと同じ形をした周辺機器を動かすことで操縦できる。タッチパネルモニターによる操縦も可能だ。
「クラタス」の頭部にはメインカメラが搭載されており、外の様子がコックピット内のモニターに表示される。
動力は、ディーゼルエンジンによる油圧駆動だ。
この、超本格仕様の「クラタス」。
価格は、カスタマイズなしの状態でなんと135万3500ドル(約1億600万円)。
そんな高額なのにも関わらず、受注開始から1ヶ月程の時点で、注文が3000件を超えているそうだ。
水道橋重工公式Webサイトでは、武器や、パーツなどを選んで、カスタマイズもできる。
ちなみに、「ハンドガン」は70000ドル。「カーボンシールド」は75000ドル。
コックピットにつける「ドリンクホルダー」は100ドルなど、遊び心を交えたカスタマイズが可能だ。
特に海外での反響は凄いことになっているそうで、
ブラジル『このロボットには俺の夢が詰まっている!』
トルコ『ありがとう日本!』
アメリカ『日本のおもちゃはレベルが違うな~』
アメリカ『今年のクリスマスプレゼントはこれをねだってみる!』
などと盛り上がっており、アメリカ、イギリス、韓国、中国など、さまざまな国のメディアから取材依頼が殺到しているのだとか。
倉田氏は、「アラブの石油王が『日本スゲー』と勘違いしてうっかり買ってくれないかなぁ」と話しているが、ホントに買ってくれそうなくらい、カッコ良くて素晴らしい出来だぞ!
やっぱ「巨大ロボは日本が作らなきゃ!」
人類の夢を叶えた「水道橋重工」に、今後の発展と夢にあふれた未来を期待したい。
http://video.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%BF%E3%82%B9
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[FT]4人に1人が無職、希望失うスペイン

2012年11月07日 07時42分37秒 | 経済
(2012年11月6日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

 ロケ・マルチャルさんは、経済的な破滅への転落が始まった日付を難なく正確に思い出せる。2006年1月9日、経営する小さな工務店が入る建物を買うために銀行融資を受けた日だ。総額39万ユーロのローンは、購入する建物とマドリードの南にあるマルチャル家の自宅を担保にして組んだ。


■債務不履行や失業は当たり前




司法委員会による強制立ち退きの執行を待つ男性(9月28日、マドリード)=ロイター

 当時、スペインは長期にわたる住宅ブームの果実をまだ享受しており、商売はうまくいっていた。だが、仕事は徐々に減っていき、2008年11月に会社を閉めざるを得なくなった。実家は絶対に失うまいとして、マルチャルさんは娘たちからお金を借りた。月々の住宅ローン返済を賄うために、娘たちは自分たちの名義で銀行融資を受けた。しかし2009年11月、マルチャルさんはデフォルト(債務不履行)に陥った。

 昨年、自宅は差し押さえられ、2度競売にかけられたが売れなかった。この4年間無職のマルチャルさんは、まだ自分の家に住んでいる。だが、いつ立ち退きを迫られるか、不安はつきない。

 住宅バブルとバブル崩壊、債務、失業の逸話はスペイン全土の町や村でありふれている。欧州連合(EU)による救済の政治的なリスクと経済的なメリットをはかりに掛けるスペイン政府に、この問題は重くのしかかる。

 だが、マルチャルさんのような大勢のスペイン人にとって深刻な景気後退は紛れもない日常生活だ。空っぽの店頭や無料食堂の人だかり、重くのしかかる個人負債、住宅ローン返済の未払い、迫り来る強制退去の脅威が、厳しい現実を反映している。


■頼みの綱はヤミ経済や家族


 10月5日に発表された政府統計によると、失業者数は10月に12万8000人増え、月次の失業率はスペインの現代史上初めて25%を突破した。こうした数字の裏には、もっと危機感をあおる統計が隠れている。例えば、若年失業率は現在52%を超えており、先進国全体の平均の3倍以上だ。人口の多いアンダルシア州やエストレマドゥーラ州など、スペイン19州のうち5州で失業率は30%を超える。パレスチナ自治区のガザ地区をも上回る数字だ。

 家族全員が無職の世帯数は過去1年間で30万世帯以上増えた。現在は170万世帯で、スペイン全体の世帯数の10%に達する。これらの統計が描き出す容赦ない窮状は、部分的にしか正しくないと考えるアナリストやエコノミストはいる。彼らは、社会の痛みを和らげ得る、活発だが隠された安全弁を2つ挙げる。最大でスペインの国内総生産(GDP)の25%を占めると見られるヤミ経済と、家族の絆だ。



■爆発寸前の社会不安


 マドリードのシンクタンク、エルカノ王立研究所のアナリスト、カルメン・ゴンサレス・エンリケス氏は「若者と失業者の主な避難先は家族だ。若い世代は親と一緒に住み、親の年金で暮らすことが多い」と言う。

 だが、マルチャルさんの例のように、家族の助けがあっても月を追うごとに家計のやりくりは難しくなる。事態が改善する兆しもない。スペイン経済は来年もさらに縮小する見込みで、一段と雇用は減ると見られる。

 ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)のルイス・ガリカノ教授は、最近までスペインのイメージは、実情よりも悪いと思っていたと言う。もはや、そうではなくなった。現在のスペインには、国外の資本市場よりも国内の社会的な苦痛の方が脅威と言えると、ガリカノ教授は主張する。「今、事態が爆発しかねないのは、金融面ではなく、失業率がさらに3~4ポイント上がり、国民が希望を失い始めたときだ」


■自殺者や国外脱出者が続出


 いずれにせよ、絶望感は犠牲者を生みつつあるとスペインの新聞は報じる。先月、バレンシア州出身の53歳の男性は自宅マンションのバルコニーから飛び降りた。報道によれば、立ち退き通知書を手渡される寸前だったという。彼は一命を取りとめたが、同じ日に54歳の男性がグラナダのマンション内で死体で発見された。やはり立ち退きを迫られ、首をつったのだ。
 自殺ほど劇的ではないが、ずっと一般的なのは、国内に将来を見いだせないスペイン人や外国人の話だ。スペインの国家統計局によると、2012年1~9月期に36万5000人以上の外国人と5万5000人近くのスペイン人が同国を去った。大量脱出とまでは言えないが、出国者は着実に増えている。


■まさか自分が…


 もっとも、危機の影響に苦しむ大半のスペイン人は、ただじっとして、もっと良い時代が訪れるのを願うくらいしかできない。大抵は最近の出来事を振り返って、マルチャルさんと同じような戸惑いを口にする。「生まれてこの方、自分は中流階級だと思っていた。車もあったし、家もあった。かなり良い人生を送ってきた」とマルチャルさん。「こんな目に遭うとは考えもしなかった」

By Tobias Buck

(翻訳協力 JBpress)


(c) The Financial Times Limited 2012. All Rights Reserved. The Nikkei Inc. is solely responsible for providing this translated content and The Financial Times Limited does not accept any liability for the accuracy or quality of the translation.
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