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米国株、続伸 ダウ308ドル高で2カ月半ぶり高値 「崖」回避で

2013年01月03日 08時35分07秒 | 経済
【NQNニューヨーク=川内資子】祝日明け2日の米株式相場は大幅に続伸した。ダウ工業株30種平均は昨年12月31日の終値と比べて308ドル41セント(2.4%)高い1万3412ドル55セントと、昨年10月18日以来、約2カ月半ぶりの高値で終えた。上昇幅は2011年12月20日以来の大きさだった。減税打ち切りと歳出の強制削減が重なる米国の「財政の崖」がひとまず回避され、投資家心理が改善。幅広い銘柄に買いが入った。

 米上下院は1日、財政の崖を回避するための法案を賛成多数で可決した。米経済が急減速する事態が避けられるとの見方が広がった。

 新年で新たな投資資金が株式市場に流入したことも、相場を押し上げた。ダウ平均は取引終了にかけて上げ幅を広げ、この日の高値圏で終えた。

 ナスダック総合株価指数は昨年12月31日終値と比べて92.75ポイント(3.1%)高い3112.26と、昨年10月8日以来の高値で終えた。S&P500種株価指数は36.23ポイント(2.5%)高の1462.42と、リーマン・ショック後の高値を付けた昨年9月14日以来の高値をつけた。

 ダウ平均を構成する全30銘柄が上げ、業種別S&P500種株価指数も全10業種が上昇。「電気通信サービス」や「IT(情報技術)」、「金融」の値上がりが目立った。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約8億6000万株(速報値)、ナスダック市場(同)は約20億5000万株だった。

 高配当銘柄であるITのマイクロソフトや通信のAT&Tが上げた。「崖」の1つであった富裕層の配当収入へ課税強化が警戒したほどではなかったとして、見直し買いが入った。再生可能エネルギー企業に対する減税延長の決定を受け、LDKソーラーやブロードウィンド・エナジーなど関連銘柄も大幅高となった。

 カーシェアリングのジップカーが急伸。レンタカーのエイビス・バジェット・グループが買収を発表し、値幅取り狙いの買いが入った。エイビスも上昇。アナリストが投資判断を引き上げた鉄鋼大手のUSスチールが上げた。

 一方、スマートフォン大手のリサーチ・イン・モーション(RIM)や小売りのターゲットが下落した。

動画:日本国債



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