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NY円、反落 1ドル=88円10~20銭で終了 一時2年半ぶり安値

2013年01月05日 09時17分20秒 | 為替
【NQNニューヨーク=古江敦子】4日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比90銭円安・ドル高の1ドル=88円10~20銭で取引を終えた。一時88円48銭と、2010年7月15日以来約2年半ぶりの安値を付けた。米国の量的金融緩和策の早期打ち切り観測を受けて海外市場で円売り・ドル買いが膨らんだ流れを引き継いで、米雇用統計の発表に向けて円売り・ドル買いが広がった。

 米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した昨年12月の非製造業景況感指数が市場予想に反して前月から上昇した。米景気の回復期待が円売り・ドル買いを誘った面もある。

 米連邦準備理事会(FRB)が3日公表した昨年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨をきっかけに、現行の量的緩和策が想定より早期に打ち切られるとの思惑が続いたことも円の重荷だった。

 ただ、昨年12月の米雇用統計の発表直後に円は下げ渋る場面があった。米労働省が発表した昨年12月の非農業部門の雇用者数は前月比15万5000人増と市場予想にほぼ一致した。材料出尽くし感から利益確定目的の円買い戻しが入り、一時87円60銭まで下げ幅を縮小した。

 円は対ユーロで大幅に反落し、前日比1円35銭円安・ユーロ高の1ユーロ=115円15~25銭で取引を終えた。円が対ドルで大幅に下げたのにつれ、対ユーロでも円売りが優勢となった。

 ユーロは対ドルで5営業日ぶりに反発。前日終値の1ユーロ=1.30ドル台半ばから1.30ドル台後半に水準を切り上げた。ロンドン市場で1.2998ドルと昨年12月12日以来約1カ月ぶりのユーロ安・ドル高水準を付けた反動で、持ち高調整や利益確定を目的にしたユーロの買い戻しが入った。この日の高値は取引終了間際に付けた1.3090ドル。ニューヨーク市場の安値は1.3004ドルだった。

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