厚生労働省は13日、2015年度の医療費(概算)の総額が、前年度比約1・5兆円増の41・5兆円になったと発表した。
総額が40兆円を突破したのは初めて。高齢化の進展や高額薬剤の使用頻度が増えたことを受け、現在の調査方法となった01年度以降、13年連続で過去最高を更新した。
概算の医療費は、医療機関からの診療報酬請求に基づく集計の速報値で、労災や全額自己負担した医療費は含んでいない。
伸び率は前年度比3・8%増で、4年ぶりに3%台の高水準となった。内訳を見ると、「入院」が16・4兆円で全体の4割を占め、「通院」14・2兆円、「調剤」7・9兆円となった。
特に調剤は前年度から6800億円(9・4%)増と大幅に伸びており、厚労省は「C型肝炎の治療薬など高額薬剤の使用が増えたことが全体を押し上げた」と分析している。
総額が40兆円を突破したのは初めて。高齢化の進展や高額薬剤の使用頻度が増えたことを受け、現在の調査方法となった01年度以降、13年連続で過去最高を更新した。
概算の医療費は、医療機関からの診療報酬請求に基づく集計の速報値で、労災や全額自己負担した医療費は含んでいない。
伸び率は前年度比3・8%増で、4年ぶりに3%台の高水準となった。内訳を見ると、「入院」が16・4兆円で全体の4割を占め、「通院」14・2兆円、「調剤」7・9兆円となった。
特に調剤は前年度から6800億円(9・4%)増と大幅に伸びており、厚労省は「C型肝炎の治療薬など高額薬剤の使用が増えたことが全体を押し上げた」と分析している。
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