模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

入院して生まれかわる ☆食事

2017年11月21日 | 日々のできごと

病気については別記事にまとめるつもりです。
この記事ではその病気によってもたらされた、突然の入院という経験と、そこで考えた雑多なことを記録するためにまとめます。
ヒマで時間がたっぷりあったので、思索=妄想が楽しかった。

まずは病院食について。
今回、耳以外は全く健康だったので、食事は通常食でした。
運動もせずに一日中ベッドの上にいるのですから、一般成人の必要カロリーよりは少なくてもいいはずです。
代謝を維持する程度で、太らないカロリー設定というかな。

上手い不味いはどうでもよくて、栄養供給という観点だけで人体実験のつもりで臨みました。
プロの栄養士のお手並み拝見です。
おやつが食べたくても買い食いを我慢して、真面目に実験しました。

その結果、健康体がベッドでゴロゴロまったく運動もしていないのに、退院時には1.5kg強体重が減りました。
さすがプロ。当たり前と言えば当たり前。
カロリーの出納を、入りを調整して抑えて、出の方が多ければ、赤字決算になるのは当然。

素人ダイエットが失敗するのは、「食べても痩せる!」みたいに、合理性がないだけなんですな。

アルコールを取っていない、ストレスがないという点も加算されて、消化器系は入院前の不健康な状態から完全にリセットされて、快調になりました。
お通じが安定し、胃袋も小さくなった感じ。
これを維持したい。

最後の晩餐。入院中フライはたった一回だけ。
早く家に帰って揚げ物が食べたいと思うほど、出ません。

朝<昼<晩の順に、ボリュームに差をつけてあります。
楽しむ食事の反対にある、機能的食事を体験して覚えて帰ろうと思っていました。
気づいた点を挙げます。
(1)脂質の大幅カット。炒め物、揚げ物は少なく、煮物と煮びたしが多い。
(2)糖分を過剰に減らさない。ご飯は200g近くありそう。味付けは家より甘い。
(3)野菜が豊富。単一の野菜を大きめカット、ではなく、細かく切って複数種類を取る。
(4)緑黄色野菜が多い。かぼちゃの煮物は入院中2回も出た。
(5)和食であっても、乳製品を追加。

これが最後の朝食。
これでは食事の楽しみなんかは、皆無でしょう。

我が家は元々味噌汁を必ずつける、という習慣がないので、かえって栄養バランスはとりやすいはず。

けど、塩分や糖分を控え目にコントロールしてるのに、甘味噌の小袋を足す感覚が理解できない。
柚子と梅と鯛の3種類の風味の味噌が、どれか付いてきます。
ここは山間部なので、古くからの原住民は、味噌や漬物などの塩からい味が好きなのでしょう。
薄味ばかりで不味い、とストレスを感じる人(いわば塩分中毒者)のために、ピンスポットな塩分を与えてアクセント(代償)にする、という作戦ではないかと読んでます。
よそ者には迷惑な一品です。

このような病院食を過大な負担なく、家でゆるく継続する方法を考えました。
我が家は、子供が小さいので、メニューが脂っこいもの、肉料理になりがちです。
ジジイのためだけに別メニューを作ってはくれません。
(1)野菜料理(サラダ、煮物)だけは1品必ず作ってもらう
(2)その野菜料理に、子供たちと同じおかずを足して献立を構成。脂質がなるべく少なくなるように心がける。
(3)アルコールはワインか日本酒で200ccを1日の上限量とする。
(4)ご飯は(3)の量を勘案して都度調整する。食べても食べなくてもOK

これで、普通に働いていれば痩せると考えています。
問題になるのは、カレーライスの日やパスタの日。
脂質と糖質が大幅にオーバーしますが、他への逃げ道がない。
カレーの日は、大サラダとお茶碗に小カレーにするしかないかな。

退院してから、体が軽くて足腰に痛いところもなく快調です。
元に戻らないように、実験のつもりでやってみます。

コメント (4)
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