11月に氷点下になるのは、山間部のここらでも珍しい。
今年は、夏が終わってから良い時期がなく、台風が来たり、雨ばっかり降ったと思ったら、いきなり寒くなってしまいました。
こういうのは、毎年違うから楽しい、と考える方が健康的ですね。
Ta152Hの次は、タミヤのBf109G6商品化発表に刺激されて、15年以上在庫になっていたBf109K4を作ることにしました。
これでタミヤが出たらすぐ買えます。
先日行ったタミヤフェアでも、展示してありました。
遠目で見ても、カッチリした感じがうかがえて、「体育会系メッサー」が個人的感想です。
機首部分の差し替えパーツが売りのようですが、完成した後に、エンジンカウルを付けたり取ったりして遊ぶかなあ。
うちのメッサーはハセガワ1/48のBf109K4のキットが出た2000年頃に、発売後すぐに購入したものです。
K型は、主脚庫に小カバーが付いていることが特徴です。
なのに、自分のキットにはその小カバーが片側しかありませんでした。
ランナーから千切れていて、ポリ袋や箱の中にもありません。
酔っ払って仮組して失くしたのか、買った時から無かったのか、その辺の記憶が曖昧で面白くないので、手を付けていませんでした。
夏に、ブルーバードの部品を請求した際、小カバーのランナーも一緒に請求しておいたので、満を持してのスタートです。
そして、士の字にして、キズ見の捨てサフを吹く準備をしたら、突然の入院。
このキット、自分自身の少ない製作経験の中では、ハセガワ史上最高のパーツ精度です。
口うるさいドイツ機ファンを意識して、金型の追い込みを念入りにしたんでしょうか。
色んなサブタイプをリリースするうちに、問題個所の修正も並行して実施したのでしょうか。
ピタッと合います。
手の遅いhisotaでも、写真を撮る間もなく、アッという間に士の字になるほどです。
2週間も放置してましたが、やっとサフを吹けました。
このキットのデカールは、長期間置いておいてあったので、使えるか心配です。
国籍マークはTa152の時も、マスキングでうまくいったので、こいつも手描きにしましょう。
うちのプリンタ複合機はデカールをスキャンすると、白が上手く読み取れません。
水色の台紙とのコントラストがないためでしょうか。
なので、円や直線で構成される図形ならば、エッジがはっきりしない実画像よりも、CADで線画出力した方が、カッターで切り抜く時に楽なことがわかりました。
でも、この渦巻きのようなのは、CADでは描けないので、画像処理でエッジを強調してやります。
スピナーを白く塗って、これをマスキングテープに写して、切り抜いてマスクして、黒を吹く計画です。
バルケンクロイツは、デカールから採寸して、CADで描きます。
今回、試しにマスキングテープに直に印刷してみました。
ドキュメントを入れるクリアファイル、というかエンボスファイルと呼ぶのか、最近よく仕事でつかう透明な樹脂の封筒のような二重になってるやつを、1枚に切り離してA4の大きさにカットします。
これを台紙にすれば、マスキングテープが剥がしやすく、粘着力も失わないでしょ。
幅広のマスキングテープを貼って、手差しトレイから入れて、普通に印刷しました。
テープの背はインクを弾くかと思ったけど、意外とインクの乗りは良いみたい。
あっさり成功かな。
十分使えそうです。
他にも応用できそうだなあ。