今年の初釣りは激シブでございました。
中盤を過ぎ、沖上りまであと2時間というところで
まだ2ハイ。それも本命のヤリじゃない。
このあと、極小ヤリイカを追加で納竿。
ガックシ。
下船後に船長が、全員に手土産を配るほどの
厳しいコンディションでした。海は気まぐれなんでね。
しかしこれ以外にも収穫が。
釣り船に乗船する岸壁で、タックルの準備をしていると、
トンビ大の比較的大きな鷹が横切りました。
osprey【英:ミサゴ(猛禽)】です。
自身、初ミサゴ。
興奮して同行の3人に話しても、反応薄い。
鳥とか動物に興味ない人って、結構多いんだね。
釣り用の古い防水コンデジなので、動く被写体は苦手です。
ピントが合ってませんが、何とか撮れてたので。
見事なホバリング。狙いを定めます。
向かい風に正対すると、ほとんど羽ばたかなくても、
空中に楽に止れるんですね。
オスプレイたる由縁です。
どこかの飛行機のように落ちたりはしません。
こうやって獲物にロックオンすると、急降下です。
翼をW形に折り曲げてダイブします。
何かを獲ったようです。
アスペクト比の高い、細長い翼です。
森の木立をすり抜けるために、太短い翼のオオタカとは
設計思想から違いますね。
FW190DとTa152Hくらい違います。
フォッケの初期型は小さい翼で、ロール率が高く、
反転して逃げられると、スピットファイアは
ついていけなかったそうです。
Ta152はあの主翼じゃ、横転するのには、
相当時間が掛かるでしょうね。
止まり木のない海を長時間飛ぶための翼。
障害物がないから短くする必要なし。
ダイブの時は、畳めばOKということ。
ダイブの高さは、10-15m程度に見えましたが、
かなりの衝撃じゃないでしょうか。
壊れないかと心配になるほど、華奢に見えます。
鳥との距離は20mあるかないか。
人がいてもまったく気にしないんですね。
人の生活との距離感は、トンビ並のようです。
何回も何回も飛び込んでました。
寒いのにご苦労さんです。
食べていくっていうのは、厳しいもんなんですねえ。
「船長が、全員に手土産を配るほどの」貧果・・・稀にありますよね。(笑)
私もそろそろシーズン開幕です。
花見が終ったら手始めに相模湾のウィリー五目釣りにでも行ってみようと思ってます。
カマス、アジ、ウマズラなんかが期待できます。
私も野鳥は好きなので、港や船から色々な取りを見るのが好きですし、写真も撮りますが、ミサゴはまだ見たことが無いですね。
確かにトンビや鷹と比べると翼が長いですね。
ダイブで水に突っ込む瞬間は翼を全て畳んで、衝撃を受けないようにしてるんでしょうね。
鳥や船や飛行機全く関心の無い釣り人は多いですね。
私なんか見慣れない鳥や潜水艦や哨戒機なんか見かけると一瞬釣りのことを忘れてしまいます。
これも海に出る楽しみのひとつなんでがね。
建物も多く、結構な街なのにあんな鳥がいるなんて思いもしませんでした。
陽気の好い日に、のんびり五目釣りなんて、最高に気分良いでしょうねえ。
5月はもう決まってるので、4月にも1回企てようかなと。もう当分イカはパス。魚が好いな。