模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

スカイラインできた

2016年04月03日 | プラモデル

仕掛り放置品を片付けるのは、精神的によろしいね。

プリンススカイライン 2000GT S54B 完成です。
素組みです。

子供の頃やLSの1/32をテキトーに作ったのを除くと、1/24のクルマに真面目に取り組んだのは今回初めて。
ボディの研磨やコンパウンド掛けなど、クルマ模型のセオリー通りに丁寧にやったので、塗装のうねりもなく、仕上がりにはかなり満足してます。
ちゃんと、照明が歪まずに映るよ。

ボディの白は自家調色のクリーム色。
屋根はクレオス81番あずき色ビン生です。

ナンバープレートの数字に特に意味は有りません。花の38です。
ナンバープレートがおもちゃぽくてリアルでないなあ。

細部の塗り分けなどは、WEBで見つけた旧車ディーラーの実車写真が参考になりました。
また諸先輩の製作記に随分助けられました。
皆さん書かれているように、リアシートの肩を両側2mmほど幅詰めしないと、ガラスの透明パーツが被さりません。加工必須です。(やらないと絶対組めない)
タイヤパーツが酷評されてましたが、クルマ初心者の自分には気になりませんでした。
他のキットのタイヤに交換してる方が多いですが、自分的には十分です。
ゴムのバリはかなり削ったけどね。

シャーシと上まわりのハメ合いがかなりきついです。
どうせ見えないので、シャーシの幅とトランク下をかなり削りました。
また、プラの材質が脆く柔軟性が無いので、曲げてハメルのには無理があり、
ネジ止めできるように改造しました。
それと8年も寝かしたせいか、デカールが脆く一部欠けてしまいました。
それ以外は特に問題はありません。
これでクルマのキットとしては良質な方だそうです。
タミヤ馴れしてる自分には、いろいろ不親切なキットに思えましたが、スタイルは抜群で、実物に非常によく似てて、形状にはケチをつけるところは無いと思います。
あっ、フェンダーミラーが変かな。
自分の付け方がおかしいのか、なんか変な感じ。
アクリアという塗装を犯さない接着剤でつけたから、やり直そう。


ドアのキー穴はマックエイトというメーカーの電気基板用パーツ。
頭径1.2mm、軸径0.7mmのリベット状のメッキピン。
蒸機のロッドピンに使えるかも、と20年以上前に買っておいたストック。
元のモールドが1.2mm径だったので、塗るの下手だし削りとり、
0.7mmの孔をあけ、置き換えただけ。すっきりできた。

東急ハンズやホームセンターの、素材コーナーをぶらつくのが好きで、
いつか何かに使えるかも、と買い込んだ材料、素材は数あれど、
それらがこうやってドンピシャで活用できるのは、珍しい。
年に10例あるかないかじゃないだろか。
ほとんどがデッドストックで買ったまんまになってる。

窓周りは塗装で、ボディの銀モールはパーツ。
銀モールはKくんに相談して、塗装が良い、とアドバイスもらってなければ、いまだにメタルシートで悩んでたはず。
墨入れも、スジ掘りが深いのできれいに決まった。

赤いテールランプの上の二重丸&Yの銀モールは、キットデフォだと何も用意されておらず、製作者まかせ。
こんなに細く塗装表現する自信が無いので、0.2mmの洋白線を貼った。
大きい方の内径約5.2mm、小さい方が約2.2mm。
それぞれ3.6mmと1.5mmのドリルのシャンクに巻くと、
スプリングバックでほぼジャストサイズ。
洋白は銅合金の割にはニッケルの影響か、結構弾性があるので、真鍮線に比べると伸直性はいいけど、造形にコツがいることがわかった。
擬似メッキの表現としては使える。

0.2mm洋白線は今回初めて使った。
ストックしていた素材が活用できるのは年に10例あるかないか・・。
塗るよりもすっきりできて、今回のお気に入りの箇所。

バックランプは裏に銀色のアルミテープを貼って反射板代わりにした。

2本出しの排気管は、ランナーからの切り出しに失敗したので、手持ちの2mmのアルミパイプに置き換え。
ストックしていた素材が活用できるのは年に10・・・くどい。
パイプが肉厚だったので1.8mmドリルでさらった。
つなぎ目が裂けるかも、とドキドキで口元のみに止めたけど、
光を当てると内径に段差が見えるね。

あれ、トランクの鍵穴を銀で塗るの忘れてるな。そのままでいいや。
ピンに置き換えてもいいが、クリームの塗膜が結構厚く、硬いので、後からの穴あけは失敗するリスクが高いから。
目立たない箇所で冒険する必要はない。

あずき色は光の加減で見え方がかなり変ります。
下地にピンクとかを吹いていないので、透ける感じで明度が。
外で撮ってみた。

屋内撮影の、1枚目2枚目は車体色の影響で露出アンダーになるのを忘れ、暗い。
屋外でも補正を入れた。
屋外で撮るとあずき色が透ける。
気のせいか白も透けるような。

屋外だとリアルかと思ったら、かえって軽そうに見えておもちゃなのバレバレだな。
見えない裏面にも黒サフを吹くとかそういう、プラの軽さを消すのを覚えたのは最近だからなあ。
ルームミラーはあえて黒のままにしたけど、メッキ調の方が良かったかねえ。

ステアした車輪が傾いてると目立つなあ。
こうやって見ると、ちょっとキャビンが低い気もする。
花曇りのフラット光だから、忠実に写るのが良いのか悪いのか。

やっぱこの車好きだわ。
デザイン的にはアメ車の影響が大きいように思う。

次は何作ろうか。

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