ニチモ1/200巡洋潜水艦乙型完成とします。
今年の完成品第1号だあ。
娘の中学校の卒業式だし、めでたい。
竣工写真は後日撮りましょう。
以下は今回の自分的なハイライトというか、
悪あがきの記録です。
最後の工程は、艦橋後部の信号灯でした。
エバグリの0.75mmRODを輪切りにして、
ペーパーで厚さを合わせます。
銀ペンで反射鏡を塗ります。
これを帰宅後、お風呂の前に済ましました。
食後に、芋焼酎お湯割りを飲みながら、
赤はコピックを塗り、緑のコピックは持ってなかったので、
エナメルのクリアグリーンを塗りました。
ここで考察。
左翼(左舷)の赤はいいとして、 右舷のアオ。
この船の組説には緑と書いてありました。
ゼロ戦の組説では右翼は青と書いてあります。
日本人は青と緑の区別があいまいですよね。
緑の葉っぱを青葉。青信号は緑色ですね。
調べてみると、空の国際法ではGREENのようです。
今まで右の翼端灯をBLUEで塗ってましたが、
今度からは緑にします。
コピックの緑を買って来よう。
信号灯は2.5mm間隔に、艦橋後部にこう付けろと、
丁寧に組説に書いてあります。
その通りに貼りました。
一列縦隊で航行をするときに、舵を切るとこの信号灯の
右や左が点灯するんじゃないでしょうか。
後ろの船は、前の船の信号灯を見て、次は面舵だとか
取舵だとか判断したんだと思います。
いわば方向指示器ですね。
酔っぱらってても、このくらいの工作は失敗しないね。
右舷の舷灯は当然緑。
これ以下は自分を褒めてやる時間なので、
気にしないでください。
張り線を受けるところ(橙丸)を真面目に金属化したので、
弛まずに張れた。
ここもそう。(橙丸)
複葉機のリギングでヒートンを作ることを覚えたので、
それを活かせた。
複葉機経験以前だったら、こんなことはしていない。
本当に、急がば回れ。
ヒートン工法は、引っ張っても丈夫だし、やり直しも楽。
直付けは上手い人だけがやることだね。
旗のロープは意図的に弛ませたが、その弛ませ加減が難しい。
ピンと張る方が楽だわ。
なんか不自然に弛むんだよなあ。
ロープが風にたなびいている、と思ってください。
ここはマストにヒートン付けておいて、
ロープ2本を束ねたものに、フックを接着して、
ヒートンの輪に引っかける方法にした。
これは失敗の告白。
魚雷発射扉の丸穴3個のモールドは、
もう少し後ろの、青四角の位置が正しいようだ。
素性の好いキットに助けられて、楽しく完成まで進みました。
途中、困難に直面すると、一日中、頭からそれが離れず、
ストレスになってしまうのは悪いクセ。
¥2000以下のキットで、いい歳の大人が2か月楽しめたんだからね。