模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

読書の秋が続くのです。

2020年10月12日 | 日々のできごと

先週、湖のようにヌターっとした波気のない相模湾で、まったくやる気のない魚たちにフラれて、打ちひしがれました。
だいたいですね、波気のない日は日本海でもろくに釣れた例はないのですよ。
少しくらい波気があって、船が揺れるくらいの方が良いのです。
出船直後に「今日はベタ凪でサイコーですね」なんて、初参加のド素人さんが背後ではしゃいで言うのを聞いてて、黙って絶望してました。
知らないというのは幸せなことです。結果は言わずもがな。釣れる日なら一投目から釣れるんですよ。

外遊びの気分を発散せずに行ってしまった史上最悪の夏のせいで、一気に本格的な秋になっても、初老の釣りバカのアウトドア脳は満足していませんでした。
暗い北向きの部屋に籠って、ミニチュアモデルに勤しむ気にもなれず。
ろくな話題はないのですが、日記なのでね。記録します。

この週末は、次の釣りの準備をしながら、読書と録画番組を観て過ごしました。
唯一の建設的なことと言えば、20年前の新築の際に設置したメイントイレの換気扇が大きな音を出し始めたので、憤死する前に交換。
やっぱり最新型は違いますね。値段はそれほど変わらないけど、羽根の設計が進歩していて、ほとんど無音です。
これほどスクリューが無音化しては、潜水したやつらを発見するのはかなり困難ですね。換気扇は潜らないけど。
20年も経てば当時の製品は当然生産中止になっていますが、そのまま交換できる後継機が存在するということは、実に素晴らしいことだと気づいてください。
全然当たり前のことじゃないんですよ。メーカーさんの努力や、日本人の誠意の賜物だと思うんです。この国の同胞に感謝したい。

働いたのはこの程度で、あとはグータラ。

今更ですが、読書は裏切らない。
キーリングの方は読了しました。
面白かった。フィクションは久々だからでしょうか。

新訳だけあって、回りくどい言い回しが少なく、映画「眼下の敵」を観ているように娯楽として楽しめます。
読後に、ベーコンエッグとコーヒーを食せば、この世界にもう一度浸ることができそうです。
そのまま、軽巡洋艦のお話を読み始めました。

ところが、こっちはもう少し重たいです。
環境設定が劣悪。風も波も寒さもキーリングの時がベタ凪に思えるほど、酷くけた違い。
艦内反乱とか上官侮辱罪とか懲罰とか、ベースの設定が重たいうえに自然環境も厳しい。
まだ序の口ですが、先行きが思いやられます。
ハリウッド映画とヨーロッパのそれと、同じくらいの差がある感じです。
読む順番を間違えたかなあ。
でも、ジョンブル魂というのか、ロイヤルネイビーというか、フラワー級コルベットの製作を再開したくなる2冊であることは間違いないです。
それでも釣りに行くよ。



コメント (2)
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