資金に余裕がないので、釣り道具はなるべく安いもので揃えていますが、大物釣りとか200m位までの中深海になると、安物では剛性やパワーがなかったりして、身体の負担が大きくなって余計に疲れたり、どこかが痛くなったりします。
なので仕方なく、フラッグシップとは言わないまでも、高価な道具を買わざるを得ないんですね。
次回のヒラマサの投げ釣りではPE8号のタックルを持って来るように船長に言われたので、手持ちで一番高価なリールのツインパワー#14000XGに巻いていたPE6号を8号に入れ替えました。ナイロンリーダーも130lb(60Kg!)。
30Kgオーバーのマグロでもファイト可能なスペックです。
マグロを狙うわけではないのですが、ポイントの水深が浅く根がある場所なので、根に巻く習性のあるヒラマサを強引に止める必要があります。
これ以上ヤワな道具では歯が立たず、ゲームにエントリーさえできないのでしょうがありません。もったいないけど。
強引に止めるため、ロッドも今回新調しました。
テンリュウのSK802S-MHH (Tuna)という、所謂ライトツナロッド。このセットで軽く10万円超え。
このロッドの導入で、今までの安価なキャスティングロッドは2軍落ちです。
長さは同じ8ftですが、錘を吊ってみると明らかにパワーが違います。
こいつは先発陣のトラブル時や水深の深い場所、10Kg程度のブリまでなら十分使えるので、余ったPE6でもう1セット作ることにしました。
新規にリールをご購入。シマノのストラディックSW10000HG。
ジギングでメインに使っているバイオマスターという中級リールがモデルチェンジしたもの。
10000番のある一番安いリールです。
6号が250m巻けるので十分でしょう。本当はツインパワーと同じXG:ハイスピードモデルが良かったのですが、HG:ハイギアモデルしか設定がありませんでした。
ツインパのXGよりもHGの恩恵か、巻き始めはかなり軽く回ります。
けっこう売れているようで、その通販ショップでも私がポチっしたら売り切れになりました。
これらで投げるルアーですが、高級なウッドのハンドメイド品は1万円ほどもしますが、私のは¥3000位までのプラスチックの量産品です。
一番上のがダイワのドラスラ19cm。一番大きいのはマリアの23cmです。
始めた頃は14cmのルアーでもデカいと思いましたが、慣れると19cmが普通に見えます。
釣れるかどうかは時の運。
今までの経験だと、お道具を用意した初回はダメで「買って損した」と落ち込んで、2回目くらいに釣れて「買ってよかった」となるんだよなあ。
久々に2週間以上も更新をサボってしまいました。
やっと春だあ、と喜んで薄着にした割には涼しくてガッカリで、なんだか萎えてしまったのでした。
惰性で会社に行って、帰ったら模型もせず釣り道具もさわらず、呑んで寝るという毎日でした。
その間に、例年より1週間早くツバメが南から到着し、桜の盛りも過ぎてしまいました。
今シーズンはインフルエンザどころか、普通の風邪もひきませんでした。
「そんな薄着じゃ風邪ひくよ!」とよく親に注意されましたが、そうじゃなくてウイルスを口にしなければ風邪ひかない、ってことなんですねえ。
巷で話題になっていた、ZIP斎藤さんという方のバイク模型の本、通称ナックルヘッド本を友人からお借りしました。
1台のカスタムハーレーの写真集です。
もうね、ため息とすげえしか出ないです。
色んな材質の質感表現が素晴らしいの。このサドルなんか革でしょ!
あまりにも遠い彼方で、真似しようという発想さえ思い浮かびませんでした。
1/9というビッグスケールの恩恵か、1/35の時に感じたやや窮屈な感じがまったくありません。
まさに本物。
この本は完売だそうです。